向いてない人はどんな人?
一般キャリアのように至れり尽くせりではありません。最低限こういう人は向いていないと思えることをまとめました。
どうしてもキャリアメールが必要
スマホでのコミュニケーションはLINEやSNSが中心になりメールを使う機会も減りました。
それでも送る相手がガラケーである場合などG-mailが迷惑メールに振り分けられてしまう場合があります。
他に手段がなく受信設定で許可してもらうのもなかなか説明が大変という場合はキャリアメールを残す方法を考えたほうがいいかもしれません。(40代以降では結構切実な問題)
自宅に無線LAN環境がない
スマホ以外のネット環境がない。あるいは有線でしか接続できない場合は通信量の節約が大変難しくなります。
格安SIMを導入するなら無線LAN環境は必須です。
月の通信量が3GBを超える
格安SIMの高速通信プランでは概ね月間通信量3GBが上限になっています。容量を追加購入することもできますが、コスパは非常に悪くなります。
色々通信量の節約を試しても3GBを超えるようなヘビーユーザーは一般キャリアのプランとよく比較してみることをおすすめします。
通話が極端に多い
格安SIMでお得になるのは基本的に「データ通信」の部分です。通信料金に占める通話料が5000円を超えるような場合は通話定額などのプランを検討したほうが良いかもしれません。
最新のハイエンドモデルを使いたい
格安SIMでは端末購入を補助する割引はありません。最新のスマホを購入しようとすると7~8万円と高額になるため、トータルのコストではお得感が薄い場合もあります。
特に最新バージョンのiPhoneは中古でも価格が下がりにくく思う存分使いたいなら3大キャリア間でMNPを繰り返したほうが安くなるかもしれません。
iPhoneでも2年縛りの解けたものを継続して使いたい場合は格安SIMのメリットも大きいですが、もっとも普及しているソフトバンクのiPhoneはSIMロック解除に対応していないので現状では格安SIMは使用できません。(脱獄するなよ!脱獄するなよ!)
格安SIMにこだわらず自分に合ったプランを選ぼう
とりあえずLINEがあれば十分という使い方なら、3万円以下の白ロムスマホと月1000円以下の格安SIMでも不自由ないでしょう。
上記の通り最新モデルにこだわるならキャリアのプランを上手に利用したほうが良い場合もあります。
格安SIMの意義は選択肢が増えることで自分で考えて適性なプランを組めるようになったこと。
過剰なサービスをオミットすることは合理的で素晴らしいことです。かと言って使いたい機能を我慢してまで安さを優先するのが良いとは限りません。
これを機会にスマホとの付き合い方を見つめなおし、ぜひとも自分に合った通信プランを見つけてください。