スマホはどこで買うの?白ロムって怪しくない?
格安SIMを利用するには自分でスマホを用意する必要があります。安く調達するには白ロムが合理的です。
ドコモのスマホならそのまま使える
日本のMVNOはほとんどがドコモの回線を借りて営業しています。そのため、もし現在(あるいは過去)ドコモのユーザーで手元にドコモのスマホやiPhoneがあるならSIMを差し替えてAPN設定をすればそのまま格安SIMを利用できます。ロック解除に対応している機種ならソフトバンクのスマホも使用可能です。
LTE対応のauスマホはmineo(マイネオ)でのみ使用可能です。
SIMフリースマホはネット通販で
元々SIMロックのかかっていないSIMフリー端末は、海外では専門店があるほど一般的になっていますが、日本ではまだまだ流通が少なくネットで購入するのが現実的です。
Androidの代表的なSIMフリースマホ「Google Nexus5」はGoogle Playで、 SIMフリーiPhoneはApple Store (Japan)で購入できます。
Androidは白ロムがコスパ良好
白ロムとは通信契約がされていない(または解除された)端末のこと。多くは中古品を指しますが、未使用品(新古品)もたくさんあります。
白ロムの中には極稀に「赤ロム」と呼ばれる通信制限がかかって使用できなくなるものが出回っていることがあります。専門の販売業者であれば同等品に交換してくれるなど「赤ロム保証」を謳っているところも多いのでさほど心配はありません。
格安SIM用の端末としてオススメなのは半年~1年程度前に発売されたドコモのAndroidスマホを白ロムで購入する方法です。
iPhoneと違いAndroid機は型落ちすると一気に半額程度まで値崩れします。発売時7~8万円だったものが未使用3万円程度で販売されていることも少なくありません。
白ロムの販売は店舗販売もありますが、ネット通販やオークションでも手に入ります。
SIMとセットの「格安スマホ」も増えている
「格安スマホ」を謳ってスマホと格安SIMがセットで販売されることも増えてきました。大手の流通業も参入して今後店頭販売も増えるかもしれません。
指定された端末しか選べず、白ロムで新古品を買ったほうが安く入手できることも多いのですが、あらかじめ設定済みですぐに使えることが魅力です。