たまたま入った先斗町の店で
「床(ゆか)席もご用意できますが」
と言われ思いがけず納涼床初体験となりました。
京都で川床といえば「貴船」と「鴨川」があるけれど、なんとなく鴨川の床は大人の遊びっぽくて敷居が高い気がしていました。たぶんテレビで流れる映像で舞妓はんがお酌をしていたりというイメージが刷り込まれていたのかもしれない。
今回入ったのは「華めぐり」という和風中華のお店。
京都では有名なラーメンチェーン「天下一品」のグループ店です。
とうぜん舞妓はんなどいるはずもなくw普段着の家族連れや外人観光客も気軽に入れる雰囲気でした。
床開きは5月1日。まだ始まったばかりなのでお客さんも少なめ。
席の一つ一つに団扇が用意されていたのですが、正直ちょっと肌寒かったのでぜんぜん必要ありませんでした。
この店の床席での料理は、基本的にコースのみ6000円から。
もちろん一番安い6000円のコースを頼みましたともw
写真は「真鯛と天使海老のトマトチリソース」
ま、いわゆるエビチリですな。結構おいしかったです。
一つ前の「冬瓜と煮穴子の順菜ジュレソース」が京都らしくてヒットだったのですが、冷製なのでもうちょっと気温が高ければもっとおいしく食べられたかも。
ちょっと気になるのが「雨が降ってきたらどうするの?」ってことですが、その辺はぬかりなく、小雨程度なら簾でできた仮設の屋根でしのげるそうで、強く降ってきたら店内に入ってもらうということでした。
5月1日が床開きで今ならまだ人も少なめ。
梅雨が明けて祇園祭のころになると予約しないとなかなか席がとれなくなります。今の季節は結構ねらい目かな。
夜も悪くないのですが、京都は特に夜景が綺麗と言うワケでもないので鴨川の流れを見ながら、ちょっと贅沢な昼食を楽しむのが意外と風流かもしれませんね。
参考リンク:
- 執筆者: a-ki
- 最終更新日: 2019/02/02