さて腹ごしらえも済み、いよいよ伊勢神宮参拝。
伊勢神宮は外宮(豊受大神宮)と内宮(皇大神宮)に分かれていて本来は、外宮をお参りしてから内宮をお参りするのが習わしらしいが、その辺はちょっと省略させてもらった。
五十鈴川御手洗場で手を清めます。
まずは瀧祭神(たきまつりのかみ)をお参り。
御正宮の前に詣でると天照大神に願い事を取り次いでいただけると言われています。
社殿もなく小さくて目立たないのでほとんどの人が知らずに通り過ぎていました。
残念!
御祈祷が行われる神楽殿を横目に、いよいよ御正宮へ。
御正宮。
撮影できるのは階段の下まで。
茅葺で質素といっていいシンプルな社殿ですが、神前に立つとなんとも荘厳な気持ちになります。
お参りする人も多かったのですが、とても静かなのが印象的でした。
御稲御倉(みしねのみくら)
別宮をそれぞれお参りしていくと、
きっちり90分でミッションクリア。
そういえば、小学校の修学旅行はお伊勢参りだったのですが一つもフラッシュバックするところが無かった。
旅館でのまくらなげとか覚えてるのにいい加減なもんです。
さてさて、参拝が終わると再びおはらい町に。
江戸時代にタイムスリップしたようです。
伊勢の建築様式(切妻屋根と杉板のきざみ囲いの外壁)を保全した街並みはすばらしい!
むしろ、すごい。
京都も景観保護が年々厳しくなっては来てるけどここまで徹底してないですね。
外から見ても気づかない理容室w
立ち飲みで飲み比べのできる酒屋。
しれっと入ろうとしたら妻に首根っこをつかまれて。。。
赤福本店へ(;・∀・)
(甘いもの苦手ですぅ)
赤福の創業は1707年。実に300年以上の歴史があります。
本店の建物も明治10年に建てられたもの。
大きな赤い竈は現役。本店で出されるお茶はこの竈で沸かしたお湯が使われます。
夏季限定の赤福氷と伊勢茶(ほうじ茶)。
抹茶蜜にこし餡と白い餅。赤福餅そのものが入っているのではなく冷たい氷に合うように特製しているらしい。
宇治金時とどう違うのか?という問いはあまり深く考えてはいけません。
冷たい氷で体の火照りが冷めたところで、おかげ横丁へ。
おかげ横丁はおはらい町の中ほどにあり、江戸時代から明治初期当時のお伊勢参り(お蔭参り)の街並みを再現したミニテーマパーク。
といっても「おかげ座」を除いて入場は無料。
運営は赤福の子会社。
平成5年に当時の赤福の社長「濱田益嗣」が140億円をかけて開発したものです。
紙芝居を見たり。
みやげ物を冷かしたりして夕方まで歩き回りました。
今年も詰め込みすぎ。つかれた~~~。
今年の旅行記はこれでおしまい。
- 執筆者: a-ki
- 最終更新日: 2018/11/14