JR西日本の「そうだ京都、行こう」2013春のキャンペーンCMで取り上げられた妙心寺退蔵院の桜を見に行って来ました。
京都の桜もそろそろピーク。
今年はどういうわけか天候に恵まれず、この日も時折小雨がぱらつく曇り空でした。
妙心寺は臨済宗の大本山。
兎にも角にも広いお寺で、北門、南門ともに24時間開きっぱなし、朝夕には通勤通学の自転車が走り回り、参道は地元住民の生活道路と化します。
退蔵院はその広い妙心寺の境内の中にある46の塔頭(たっちゅう)の一つです。
庭園の入口にはナマズをかたどった鴨居。
門をくぐるとCMに登場する空を覆うほど大きな紅しだれ!
こりゃすごい!
門と桜の距離が近く、CMのようなアングルで撮影するのは不可能でしたが、これは実物を見たほうがはるかに感動しますね。
枝垂れ桜の左右には石庭が。モノクロな背景にピンクの桜が映えます。
ふだんは枯山水の地味な風景なのでしょうがこの季節だけは華やかです。
少し離れてバックからようやく全体を撮れました。とにかくでかいのです。
順路を進むと昭和の名庭と名高い「余香苑」。
藤棚の下から遠くに眺める桜も綺麗。
庭園内には茶室があり抹茶を味わいながら桜を楽しむこともできます。
あぁ、これで空が青ければ。。。
ちなみに退蔵院には南門から入ると近いです。とにかく広いので下調べして入らないと迷子になりますよ^^
- 執筆者: a-ki
- 最終更新日: 2019/02/02