2012年3月にオープンした京都水族館に行って来ました。
着工までは「内陸水族館は高コストでは?」とか「そもそも京都に水族館は必要か?」とかいろいろ物議を醸しましたが、オープンしてみればそんな懸念はなんのその、連日満員御礼でゴールデンウィークを終えた6月になってやっと落ち着いて見ることができました。
京都水族館の大きな特徴の一つは「京都と水」というコンセプトを大事にしているところ。
盆地で内陸と思われる京都も、海に面するのは丹後だけですが、実は多くの一級河川が流れる山紫水明の都であります。
ゲートを潜り最初に展示されているのは、京都でも最も水資源の豊富な鴨川と由良川を再現した展示。
「塩焼きがいいね。」っていうアマゴや、
「おまえ、首だけだからわかりにくいけどスッポンか?」
などなど、実に美味しそうな魚が泳いでいます。
そして京都水族館のイチオシは・・・
オオサンショウウオ!
グッズ、みやげ物コーナーでも推しメンで、まだら茶色いオオサンショウウオのぬいぐるみの山積みに
うはwwwオオサンショウウオのゴリ押しwwwwww
などと心のなかで笑っておりましたが、隣の若くてピチピチしたOLたちが
オオサンショウウオめっちゃかわいい!!!111
と黄色い声をあげていて、なんかニッポンがよくわからなくなってきました(´・ω・`)
さてさて、京都の河川だけでなく、定番の海獣、ペンギンゾーンも、旭山動物園を見習ったと思われる行動展示が取り入れられていて子供たちは大喜び
自分の子供ならボカシ無しで表情を見せたかった・・・。
もちろんメインスペースには大水槽もあるのですが、
天保山の海遊館や、鳥羽の水族館を見た後だと、ちょっと見劣りするかな。
規模は小さくとももうちょっと見せ方を工夫すればなんとかなりそうな気もしますが。
さて、メインイベントのイルカのパフォーマンスの時間が近づいて来ました。
京都水族館のイルカショーは、京都タワーも一望でき、タイミングが良ければ新幹線もコラボするという絶好のロケーションにあります。
イルカのジャンプやお客さんとの握手などアトラクションはあるものの、輪くぐりやイルカに乗った少年といった派手なパフォーマンスは皆無。あくまで教育的なイルカの生態についての解説がメインであります(イルカの尾びれが水平で魚は垂直ということは初めて知った)
ちなみにイルカのパフォーマンスは15時が最終。
午後からの入場なら先にイルカショーを見てから再入場してゆっくり展示を見るのがオススメ。
再入場は手の甲に(ブラックライトで映る)透明のハンコを押してもらうだけです。
生命の神秘を感じるクラゲゾーンや
やっぱりちょっと美味しそうな京都(日本海)の海ゾーンまで、見所満載。
なんだかんだで、僕はみっちり2時間見学しました。
梅小路公園には「JR梅小路蒸気機関車館」もあり、半日は十分に遊べるおもしろスポット。
強いて難を言えば、京都駅から意外と距離があり、近くに飲食店が少ないのが要注意かな。
リンク:京都水族館公式ホームページ
- 執筆者: a-ki
- 最終更新日: 2019/02/02