金沢観光最終日。近江町市場を出て、午後は金沢城公園に隣接した兼六園へ。
写真は金沢城跡の橋詰門一の門。
兼六園はもともと加賀藩の藩庭。代々の藩主が整備と拡張を重ね現在の広大な庭園になりました。
岡山県岡山市の後楽園、茨城県水戸市の偕楽園と並んで日本三名園の一つとされています。
ことじ灯篭。
箏柱(ことじ)とは琴の胴の上で糸を支える道具。
手前の橋を琴に見立て、2脚になった灯籠が琴の胴に立っているように見えまることからこの名前になったとか。
雁行橋。
雁(かり)が列をなして空を飛ぶ姿に似ていることから名付けられました。
これ場所がわかりにくくて探してしまいました。
明治紀念之標。
西南戦争で戦死した郷土軍人の慰霊碑。銅像は日本武尊命(やまとたけるのみこと)で日本最初の銅像といわれています。
両脇の松(手向松)は京都の東西両本願寺の門跡から移植されたもの。こんなところにも京都とのつながりが。
噴水。
見た目なんの変哲もない噴水ですが、19世紀中頃に作られた日本最古の噴水だと聞くとちょっと見方が変わります。
土地の高低差を利用して水圧だけで吹き上がっているのも驚きですが、よくよく考えると日本庭園に(しかも江戸時代に)噴水があるのもとても珍しい。
正直広すぎて、どこから見たら良いのかウロウロしてしまいました。
きちんと漏れ無く見たいなら、事前にガイドを申し込んでおいたほうが懸命かも。
ガイドと楽しむ兼六園 | 兼六園めぐり | 兼六園観光協会
さて、
金沢最後の観光は金沢城に隣接する「金沢21世紀美術館」へ。
21世紀美術館は金沢城公園、兼六園に隣接した現代美術の美術館。
隣接と言っても金沢城公園も兼六園もだだっ広いので、場所によってはバスを利用したほうが移動が速かったりします。
ちなみに、金沢市内の観光はバスの1日乗車券(500円)を利用するのが一番コスパが良さそう。
21世紀美術館は、有料の展覧会と、無料で見られる展示スペースがある。
ちょうどこの日は「アートたけし展」 をやっていた。(写真はない)
恒久展示物の中にも有料展覧会チケットがないと見れないものもあり、ちょっとシステムがわかりにくい。
「雲を測る男」
タイトルを聞いて「あ、なるほど」と。
「市民ギャラリー 2004.10.9 -2005.3.21」
加賀友禅をモチーフにした壁画。
たぶんここで一番有名な「スイミング・プール」
上から見るとプールに人が沈んでいるように見える。
プールの中を見学できるのは有料展覧会のチケットがある人だけ。
ゆるキャラが熱中症で休憩しているわけではなく、これも展示物。
これが一番シュールで笑ってしまった。
能登・金沢旅行記はここまで。
兼六園で疲れてしまって、最後はあまり記憶が残っていなかったりします。
今度行くなら金沢~富山のコースで行ってみたいな。
おしまい。
- 執筆者: a-ki
- 最終更新日: 2019/02/02