千本釈迦堂は正式名称を大報恩寺という。毎年この季節に中風除けの大根焚きの行事がある。実は実家から徒歩圏内なんだけど見に行ったのは今回はじめてだったりする。
大根焚きは「だいこだき」と読む。
実は京都には大根焚きで有名なお寺は2つあり、ひとつは鳴滝の了徳寺。そしてもう一つがこの千本釈迦堂。
同じルーツなのかと思っていましたが、了徳寺は浄土真宗大谷派、釈迦堂は真言宗と宗派も違い、使われる大根の種類もそれぞれ青首大根、淀大根(丸大根)と違う。
梵字が書かれた大きな淀大根。
境内で食べるだけでなく家で調理するように生大根の販売も行われている。
炊き上げのための巨大な鍋3つがフル稼働。
たくさんのお手伝いの方が忙しそうに次から次へと盛り付けていた。
大根二切れとおあげさんで一人前千円也。
高いと思うか安いと思うかはあなたの信心次第(-∧-;) ナムー
境内のボケ封じの観音像とおかめ塚も有名。
おかめ塚は「おかめ物語」に由来する。
夫婦円満を願ってお参りする方も多いが、実は夫の名声を守るため自らの命を絶ったという今考えればなんともひどい話(;・∀・)
すぐそばに大きな枝垂れ桜が植えられている。春にもう一度見に来ようか。
- 執筆者: a-ki
- 最終更新日: 2019/02/02