台北市街から北西に40分。淡水は淡水河の河口にある港街。「東方のベニス」と呼ばれる風光明媚なところ。
もともと小さな漁村であったが、過去には台湾最大の港湾として繁栄した歴史があり、価値のある建造物も多い。現在は観光地として栄えている。
淡水名物といえば鐵蛋(鉄玉子)。もともとは売れ残った煮玉子を繰り返し煮詰めるうちに噛み切れないほど硬く濃厚な味になったことからこの名前がついたらしい。もちろん今は売れ残りではない。
見た目はちょっとグロテスク(ピータンのイメージ)だが八角など中華独特の香りを加えた醤油味でなかなか美味。ビールのおつまみには最高!
お土産にも最適だけど、鶏卵よりうずら玉子を使ったものの方が食べやすく受けが良い。
これも淡水名物の魚丸湯。魚のすり身の団子スープ。あっさりと薄味で団子ははんぺんのような食感。どうやら台湾の汁物は塩分控えめな高血圧にやさしい味つけがデフォらしいw
それにしても何やらグロテスクなネーミングの食べ物が多いw「大腸包小腸包」とかどう考えても食べる気しないもんねw要するにホットドックなんだけど。
他にも有名な「臭豆腐」なんかも売っていたが、ガイドさん曰く本当に臭くてしかも大して美味くないらしいw
これも名物「長~いソフトクリーム」。日本のソフトクリームと違い、乳成分が少なくシャーベットっぽい。うっかりしてるとすぐに溶けてしまう。
福佑宮は海の神様を祀るお寺。ちょうどこの時は旧暦の中元に当たるそうで、お参りの人も結構多かった。
陽が沈む前にちょっと早めのディナー。
「紅樓」の建物は、淡水が通商港として栄えていた頃に建てられた歴史的な洋館。小高い丘にあり100段を超える階段を登らなければ辿りつけない。
しっかりとした味つけながら油っこくなく美味でしたが、給仕が新人さんなのか取り皿を出し忘れたり、有名レストランにしてはちょっとお粗末だったのが残念。
さて、お腹いっぱいになったら海岸へ。
「東方のベニス」は伊達でなく、アジアの港と思えない風景が広がる。
そして、陽が落ちる頃になるとさらにスバラシイ風景が・・・・
海に溶け落ちるような金色の夕陽がまさに絶景です!
さて、日が完全に沈む頃、再び台北市街に戻り「士林夜市」へ。
- 執筆者: a-ki
- 最終更新日: 2019/02/02