モバイル機器は長年Android一筋でしたがここに来て始めてiOSデビューしました。
といっても入手したのはiPhoneではなくiPod Touch(第6世代)。
まだ当面iPhoneに乗り換えるつもりはない、というかGoogleのサービス使いすぎていてAndroidでないと不便なんですよね色々。
で、なんでiPod Touchが必要だったのかというと、アクセス解析を見ているとスマホからのアクセスが増えているのは周知としてもデスクトップ、モバイルを含めたOS別でiOSが全体の50%を超え始めていたのです。
特に最近、iOS8.4.1での:hover事件(CSSで:hoverにopacityを指定するとワンクリックでリンクが飛ばないバグ)や、iOS9での広告ブロック問題もあり、こうなるとやはり実機での表示確認は避けて通れなくなってきました。
実際使ってみると洗練された質感は素晴らしいですね。Androidももうちょっと頑張れと言いたくなります。
とはいえ「なんで戻るボタンが無いねん」とか「ウィジェットえらい狭いとこに押し込めてるなぁ」とか、決してiOSのほうが便利とは思いませんでした。
さて、肝心のブラウザ(safari)の問題ですが、早速iOS9にアップデートして確認しましたが、:hover問題は解決していました。ワンクリックで問題なくリンクが飛びます。
広告のブロック問題も、単に広告をブロックしたいという理由であればアドオンは有料(120円)で設定も必要ということで実際使う人は少ないんじゃないかと思います。
ただ、僕も購入して使ってみましたが広告云々以外の問題も見えてきました。
件のアドオンを使うとGoogleアドセンスは綺麗に消えて読み込み速度はめちゃ速くなります。(マイクロアドなどブロックされないものもある。スクリプトを使わないASP等の画像リンクなどは表示される。)
「広告をブロックする人はそもそも広告をクリックしない人」という意見もありますが、表示速度や通信量にフォーカスすると、広告に寛容な人でもこのアドオン使う理由があるのでは思います。
特にMVNOを使っている身としては通信量の節約になるのはありがたいことで、いっそ勝手に再生されるfacebookやTwitterの動画広告もサクッとブロックしてくれないかなと思ってしまったりw
大した額ではないとはいえ、サイトからの広告収入を当てにしている身としては困った問題ですが、1ユーザーとしては「広告がユーザー体験を損なっている」ということが何よりも問題であり、なんとかバランスをとって上手くやっていけないもんかなと思います。
- 執筆者: a-ki
- 最終更新日: 2019/02/02