北海道旅行3日目(最終日)
二日酔いという程でもないが、前日のオフ会の余韻を頭の奥に残しつつ起床。
今日はのんびり札幌観光・・・と言いたいところだがあまり時間が無いのだ。
遠出はあきらめて地下鉄と徒歩で行ける大通り沿いの観光名所をいくつかまわることにした。
宿泊した札幌後楽園ホテル(大通西8丁目)を東に向かって出発。
一つめは赤レンガで有名な北海道庁旧本庁舎。
旧道庁は明治21年に竣工した歴史ある煉瓦造りの西洋館。
実は明治42年に全焼し現在のものは復旧したもの。初期の八角塔などを復元して現在の姿になったのはさらにあとの昭和43年。
館内は一般公開されていて開拓当時の貴重な資料が展示されている。一部は今も隣接する現道庁の会議室として使われているらしい。
京都市役所も歴史ある建築物で、老朽化が進みそろそろ移転の話もちらほら聞く。出来ればこんなふうに保存し利用してくれたらいいのになぁ。
旧道庁を出てさらに東へ。時計台が見えてきた。
札幌市時計台は日本最古の塔時計で約130年間、今も現役で時を刻んでいる。
もともと北海道大学の前身、旧札幌農学校の演武場。生徒の兵式訓練や体育の授業に使われたところだそうだ。
館の内外にはボランティアの初老の男性が沢山いて時計の構造の説明や時計台を背景に記念撮影の手伝いをしてくれる。(シャッターマンと書かれた腕章をしていた。これはいいアイデア!大人気でした。ご苦労様です。)
大通公園に戻るとすぐ近くにテレビ塔。当然登ったよ!
高さ147.2mと今話題のスカイツリーに比べると4分の1程度だが、札幌市の住所はテレビ塔を起点にしているのでまさにランドマークといえる。
展望台から大通りを西に望む。
突き当たりの山は大倉山。ジャンプ台も見える。
ちなみに札幌で方向がわからなくなったら「山がある方が西」と覚えておくと良い。札幌も京都と同じく碁盤の目上に道路整備されているので、テレビ塔の位置と山が西とさえ覚えておけば道に迷わない。ガイドさんに教えてもらった豆知識だが、ずいぶん助かった。
テレビ塔を降りてさらに東へ、東へ。
つたに覆われた赤レンガの工場跡が見えたら「サッポロファクトリー」。
「サッポロファクトリー」はサッポロビールの前身、開拓使麦酒醸造所跡地に造られた巨大なショッピングセンター。
いくつかの建物に分かれているが、観光者向けなのはレンガ館。「札幌開拓使麦酒醸造所」で地ビールを作っていたり、工芸品や地元銘菓などのおみやげも売っている。他のゾーンはすべて地元の人向けですね。
「札幌開拓使麦酒醸造所」は見学できる。サッポロビールの懐かしいポスター等も展示してある。
やっぱり「男は黙ってサッポロビール」やね!
さてずいぶん歩いてきました。ちょうどお昼になったのでランチはスープカレーに決定!
地下鉄でもう一度西へ戻ります。
>>まだ続くのか!?
- 執筆者: a-ki
- 最終更新日: 2019/02/02