友人のあびるやすみつさんが3冊目の本を出版されました。
(たぶん)業界初!マンガで解説するアフィリエイト入門書です。
本書の対象になるのはこれからアフィリエイトを始めてみようかなと思っている入門者。
特に「お金を稼ぐには初期投資が必要ではないか?」と高額な情報商材や有料ツールに手を出そうとしている方に、ちょっと思いとどまってこの本を一読されることをおすすめしたいです。
- 第1章 アフィリエイトってそもそもなんなの?
- 第2章 アフィリエイトなら楽して稼げるの?
- 第3章 アフィリエイトなら大儲けできるの?
- 第4章 サイト運営を効率化することはできないの?
- 第5章 作者はどうやってアフィリエイトで成功できたの?
マンガ+解説コラムという構成でスイスイ読めます。僕も小一時間ほどで読破出来ました。
一読して、稼ぐノウハウの入門書というよりは、これからアフィリエイトに関わっていく上で突き当たるであろう問題に先回りをして道標を立ててくれている指南書ような印象ですね。
マンガ部分と解説部分のつながりが若干チグハグな印象を受けるところもありましたが、それもご愛嬌。アフィリエイターにも責任が及ぶかもしれない法律問題にも弁護士先生の見解を交えて解説してあったり興味深く読めました。
特に第2章、第3章は重要で「儲けるつもりがカモられた」なんてことにならぬよう、しっかり読んで欲しいところ。
いやホントにね。この部分だけでも読んでほしい。
僕もアフィリエイトに出会って10年になりますが、以前に比べ「アフィリエイト」という言葉にネガティブな印象が増している気がします。
アフィリエイトそのものはローコストで三方良しの素晴らしいシステムだと思うのですよ。
それを悪用したり、儲け話に乗じてつけこんでくる奴らが悪いのは当然ですが、副業詐欺的な悪徳商法は何時の世にもあるもの。正しい知識を身につけ、そういった奴らに付け込まれないように自衛して欲しいなと思うのです。
第4章は入門者向きとはいえませんが、要はプログラミングのすすめ。
あなたは50km先の目的地に歩いていきますか?
これがプログラミングにチャレンジする理由の全てですね。
一から十まですべてマスターする必要はありませんが、自分のやりたいことを実現させるための手段として「いいとこ取り」で良いのでチャレンジする価値はあると思います。
第5章はあびるさんの体験談。事業としてアフィリエイトを捉えている上級者にも興味深い内容になっています。
僕があびるさんに出会ったのは10年前、法人化されてまもなくくらいでしょうか。
スタッフが増えてきた頃のことも、スタッフが離れていったことも存じ上げていますが裏でこんな心の葛藤があったとは。。。
儲けるためのノウハウを学びたいなら物足りない内容ですが、入門者だけに限らず、中級者以上のアフィリエイターもそれなりに面白く読める良書と思いますよ。
本格的なノウハウを学びたいなら
をおすすめします。
どういうわけかあびるさんが書かれる本は「ノウハウがない」という評価を受けるらしいですが、少なくとも上記の2冊は僕にとってノウハウ満載でしたよ。
最後にもう一言だけ。。。
実物のあびるさんはこんなかわいくないよ!
以上です。
御著書ご恵贈ありがとうございました。
- 執筆者: a-ki
- 最終更新日: 2019/02/02