源光庵から徒歩二分、光悦寺にやって来ました。
光悦寺は江戸時代の芸術家、本阿弥光悦が住んだ屋敷跡に建てられた日蓮宗の寺院。
参道からいきなり鮮やかなもみじのトンネルのお出迎えです。
この鷹峯一帯は光悦翁とその親族や仲間たちが住み芸術村として独自の文化を築いていたといいます。
茅葺きの鐘楼。
確かに寺院には違いないのですが宗教色は薄く、何とは無しに山荘のようなのどかさを感じます。
渡り廊下をくぐり、庭園へ。
7つの茶室が点在するとても広い庭園です。
光悦垣と呼ばれる独特の竹垣。
茶室の一角から鷹峯三山を眺めて一息。
隣を歩いていたおっさんが突然大きな声で
「うわぁ、商店街に飾ってる造花みたいやなぁ!!」
自然のものとは思えない!という感動を表したかったのでしょうけど、他にボキャブラリーはなかったのだろうかw
たしかにこの美しさを伝える言葉は僕にも見つからないのですけどね。
- 執筆者: a-ki
- 最終更新日: 2019/02/02