京都の紅葉もそろそろピークを迎えています。
今週は近場なのになぜか今まで行ったことのなかった鷹峯(たかがみね)近辺を攻めてみました。
千本通を北へ北へと上って、ちょうど突き当たりにあるのが鷹峰山源光庵。
鷹峯というと普段は静かなところで、正直京都に住んでいる僕達にもあまり用事のないところ。
でも、紅葉シーズンは話が別ですね。次から次へと観光客の団体さんが押し寄せてきます。
ひとしきり見送って、少し落ち着いたところで本堂に上がりました。
源光庵の庭園は枯山水。
あまり広くはないのですが、遠くに望む北山の借景も手伝って奥深く立体的に見えます。
向かって右の四角い窓は人の生涯、生老病死の四苦八苦をあらわす「迷いの窓」、左の丸い窓は禅の心と宇宙を表現する「悟りの窓」。
同じ庭園を見ているのに覗く窓で全く違った印象を受けるのが不思議です。
本堂の天井は血天井と呼ばれています。
関ヶ原の役で伏見桃山城が落城した際自刃した侍たちの血糊のついた床を供養のために使っているのだそうです。
確かに黒くシミのようなものが点在していますが、ただのシミで伝説のたぐいじゃないの?とおもいきや。。。。
血の足跡見っけ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
この鮮やかな紅葉の赤は血の赤なのでしょうか。。。(そんなわけないか)
- 執筆者: a-ki
- 最終更新日: 2019/02/02