一日目の鳥羽観光を終えホテルへ。
鳥羽駅からパールロードを送迎バスで25分。結構な山の中にあるホテル芭新翠(はなしんすい)。
このホテル、個人的な感想ではありますが「ユニークでパワフルでサプライズ」なホテルでした。
正直言うと、旅行の3日前にホテルを決めたので熟考して選んだわけではありません。
日程で絞込、とりあえず料理が良さそうなところを選びました。
部屋のグレードにはあまり関心がありませんが一番安い部屋でも十畳の和室。広さは十分で清潔感もあります。
ただ建物自体が古く、今どきオートロックでもないし禁煙室も選べない。「匂いが気になる方はファブリーズで対応」というのはちょっと笑ってしまった。
窓から見た景色、ギリ海が見えるがご覧の通りの山の中。
どうやらかなり虫が多いらしく、蚊取り機が常備してありました。窓を開けることはなかったので気にならなかったけど。
大浴場には露天風呂もあり、温泉の温度は少し低めでちょうどよい。長湯できて気持ちよかった。
タオル類は部屋のものを持っていくシステム。
ただ、浴用タオルは浴衣と一緒に置いてあるのにバスタオルは洗面所にあり、気が付かず大浴場にいってあわてました。
同じようにあわてて取りに帰るお客さんもいたので、ちょっと改善したほうがいいと思う。
売店は小さなものが一つ。正直ここでお土産を買おうとは思わない。店員さんもいなかったのであまり力が入っていない様子。
ちょっと、不満なところを先に書いてしまいましたが、ここからが本番!
夕食は真新しい半個室のダイニングに移動。
先付けからの。。。
いきなりドン!
伊勢エビとイサキの姿造り、さらにアワビも!
奥には紙鍋が並んでいます。
さらに季節のお造りとしてマグロを洋風のソースで。
分厚いアワビのステーキもドン!
いちいち説明するととてつもなく長くなりそうなので写真だけ並べます。
鴨ロース
サザエのつぼ焼き
伊勢エビの鬼殻焼き。
枝豆のスープ。
ウニ!ウニ!
イトヨリの煮つけ。
途中、板長さんによる鯛の生け作りの実演というサプライズな演出が。
ピチピチと跳ねる鯛を一息におろすスピード感には「おー!」という歓声が上がっていました。
さらに宴は続く。
松坂牛キタッ!
タコと冬瓜の煮付けにごま豆腐茶碗蒸し。
ようやく〆の雑炊。
からのデザート。
相当な品数であることはわかっていただけると思います。
もちろん品数や内容は予約したプランによって変わるのですが、どう考えてもお品書きとの寸法が合わないw
出てくる順番が前後したり、いつになったら終わるのかと最後の方は罰ゲームのようになっていましたが、質量ともに文句なしのサプライズな夕食。
前日、予約確認の電話があったとき「夕食は品数が多いのでお昼は軽めにお済ませください」と言われていたのですが、その言葉に偽りはなかった。
翌朝。
これもまた。。。
伊勢エビとアオサの味噌汁に。
ごはんは釜炊き!
東海らしく味噌焼きも。さすがにこれは朝からヘビーだった(;・∀・)
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楽天トラベルのコメント欄を見るといささか厳しい意見もみられる。
確かに細やかさという点では一流ホテルや老舗旅館には及ばないが、まだ若い女将の息子さんが後を継いで盛り立てていくらしい。
足りない部分は伸びしろと考えると、またリピートしてみたいと思えるホテルでした。
リンク-> 芭新萃 -はなしんすい- (楽天トラベル)
- 執筆者: a-ki
- 最終更新日: 2020/05/09