新幹線が開通し観光ブームに沸く北陸。
昨年はさすがに宿が取りにくかったのですが、ようやく落ち着いたようなので、今年の夏休みは能登・金沢方面へ旅行してきました。
一番のお目当ては和倉温泉で100年の歴史を持つ老舗高級旅館「加賀屋」。
加賀屋といえば「プロが選ぶ日本の旅館」36年連続総合日本一に選ばれた名旅館。和服姿の仲居さんがずらりと並んぶお出迎えのシーンがテレビなどで有名です。
個人旅行では仲居さんが並ぶということはありませんでしたが、丁寧に一組づつ出迎えていただきました。
チェックインを済ますと部屋への案内までの時間、ラウンジで休憩。
大きな窓から七尾湾が一望できるラウンジでは、お琴の生演奏(演奏中の写真撮影は禁止でした)。
奥には豪華な輪島塗のグランドピアノが見えます。
フリードリンク用のシュガーの横にはなんと、金沢名産の金箔(食用)が備えてあって、ちょっとびっくり。
ロビーには「花嫁のれん」が飾られていました。
花嫁のれんというのは、婚礼の際嫁ぎ先の仏間にかけられ、花嫁はそれをくぐって仏壇参りをするという能登の風習で使われるもの。
昼ドラの「花嫁のれん」も老舗旅館が舞台でしたね。
エレベーターから見える、巨大な加賀友禅のタペストリーは圧巻!
加賀屋は大きく4つの棟に分かれていて、僕達が泊まったのは「能登渚亭」。
渚亭の客室にも幾つかタイプがあります。露天風呂が各部屋にあるタイプも有りましたが、それは流石に手が出ず一般客室。
客室には「海側」「街側」があり、海側を指定する場合は別途指定料金がかかります。僕たちは指定しなかったのですが、お盆の繁忙期を過ぎて空いていたのか海側でした(ラッキー)
10畳の大きな和室には、ほのかに潮の香りがします。
和洋室タイプはベッドルームが別になっています。仲居さんが布団を敷きに来る時間を気にしなくて良いのがいいですね。
洗面台も女性用にドレッサーを兼ねたものと2つあります。ちょっとめずらしいかも。
お抹茶とお菓子を頂いて、夕食までの時間、和倉温泉街を散策です。
ご予約はこちら>>和倉温泉 加賀屋(じゃらん)
- 執筆者: a-ki
- 最終更新日: 2019/02/02