今年も遅めの夏休み。恒例の夫婦旅行は四国(道後・高知)に行ってきました。
あまり観光には力を入れず、ひたすら飲んで食って温泉に浸かってのリフレッシュ旅行です。
京都から四国は地図上では決して遠くないですが、いざ行くとなると意外と時間がかかるのですね。
鉄道の場合、京都から松山までは新幹線とJR特急「しおかぜ」で約4時間半。朝7時に出発して松山に着いたのはお昼前でした。
宿へのチェックインまで時間があるので、配送サービスで駅から手荷物だけ送り松山城を見ることにしました。
松山駅の観光案内で松山城らくトクセット券なるものを購入。
松山城天守観覧と二の丸庭園の入園券、ロープウェイ往復、坊ちゃん列車の乗車券がセットになって1100円。なかなかお得。
松山には路面電車が走っていて、市内の主な場所へは運賃160円で移動できます。ほぼ10分間隔で発着するのでホント便利。
坊っちゃん列車は伊予鉄道開業当時に走っていた蒸気機関車の復元で今は観光用に一時間に一本程度、路面電車の軌道を走っています。
ちょうどタイミングよく坊っちゃん列車が来たのでそのまま乗車。
見た目は蒸気機関車そのままですが、現在は環境を考えて石炭ではなくディーゼル駆動。あくまで「電車」ではないところがこだわりですね。
客席はレトロ。心なしかガタンゴトンと揺れるのは当時の乗り心地を再現してわざと揺れるよう設計しているのだそうです。
にこやかな車掌さんが車窓の風景を説明してくれたり、写真を撮ってくれたり。お盆を過ぎて乗客も少なかったのでサービス満点でした。
松山城に近い大街道の停留所で降りて老舗の郷土料理店「五志喜」で昼食。
妻は鯛そうめんをチョイス。
鯛そうめんには、鯛一匹まるまる使った姿身と切り身があります。
写真の見栄えを考えず「切り身」のオーダーを許してしまうところに自分のブロガーとしての才能の無さを感じる(´・ω・`)
そうめんは店名が五志喜とあるようにこの店の名物五色の麺を使用。
つけダレは濃い目で昆布ダシが別に添えてあり、好みに合わせて薄める。いかにも郷土料理っぽい味でなかなか美味しい。
僕のオーダーは鯛めし。
愛媛には2種類の鯛めしがあるらしい。
一般的に知られているのは焼いた鯛をほぐして混ぜるタイプ。
五志喜では鯛の刺身を甘辛いタレに付けてご飯に盛る「宇和島式」の鯛めし。
昨年別府で食べた「りゅうきゅう丼」に似た味ではずれなし。
添えてあった「じゃこカツ」(じゃこ天ではない)も揚げたてでサクサクふわっと、とても美味しかった。
さて、腹ごしらえが済んだら松山城へGO!
- 執筆者: a-ki
- 最終更新日: 2019/02/02