(その2)ネットでの幸せな時間とアフィリエイトとの出会いからのつづきです。
「CDのジャケット画像を無断で使うと怒られちゃうよ」と音楽サイト仲間とやり取りしている中で届いた一通のメール。
それはそのやり取りしていたうちの一人、音楽サイト仲間のMさんからでした。
a-ki、アフィリエイト始めるってよ
そのメールに書かれていた内容は。
- そのCDジャケットの画像はアマゾンから正式に許可されているものであること。
- そのリンクからCDなどアマゾンで買い物をするとそのサイト運営者に売上の数%が支払われること。
また、その仕組みは「アフィリエイト」と呼ばれ、他にもA8.netやバリューコマースといったアフィリエイト専門プロバイダーがあることなどが書かれていました。
そして、「a-kiさんのサイト人気あるからすぐに通信料金ぐらい稼げるんじゃない?」と丁寧に申し込みページのリンクまで貼られていました。
「ありがとう!Mさん」と早速申し込み。
もちろんそのリンク自体がアフィリエイトリンクで僕の申し込みがMさんの収益になっていたことを知るまでに時間はかかりませんでした(笑)
アフィリエイトをはじめて最初に取り組んだのはCDレビュー。
もともと作ろうとしていたコンテンツであったし、CDジャケットの画像を自由に使えるとのこと、ましてや自分の大好きなミュージシャンのレビューを書き、それで気に入ってCDを買ってくれたらお小遣いにもなるわけです。
なんと素晴らしいシステムなのでしょう!
俄然やる気が出ました。それまで「更新停止宣言」などと言っていたことはすっかり忘れ、怒涛のごとく更新を続けます。
初月の報酬は1,300円。2月目には5,000円を超えてはじめての振り込み。もっと稼げる方法はないかと情報を求めてたどり着いたのがアフィリエイト情報専門サイトのアフィリエイト・ポータルネットでした。
アフィリエイト・ポータルネット
当時、アフィリエイト・ポータルネットの管理人をしていたのが現e-click社長(※2016年3月退任)のあびるやすみつさん。
このサイトには会員制のコミュニティがあり、カリスマ主婦としてアフィリエイトの著作ブームの魁となった藍玉さん、同じく僕が最初に読んだアフィリエイト本を書かれたWADA-blogのわだあきこさん、先日のセミナーでお世話になった日本アフィリエイト協議会代表理事の笠井北斗さんなどそうそうたるメンバーが名前を連ねていました。
僕も早速会員登録し、毎日のようにチャットに参加。
その頃はHTMLやCSSの勉強を始めたばかりでしたが、チャットに集まるメンバーには本職のWebデザイナーやディレクター、プログラマーの方たちもいて、新しいコンテンツができあがったらその場で添削してもらうという実に贅沢な勉強をさせてもらいました。
「ページタイトルの上下のマージンは20pxあけて」とか「リンク切れしないように検索結果にリンクすると良い」とか具体的な指示がバンバン飛び交い、半年後にはPHPで簡単なデータベースコンテンツを作るまでになっていました。
現在アクセスが集まっているコンテンツの多くはこの頃作られたもの。当時のチャットメンバーには本当に感謝することばかりです。
そんな日々が3年続き2007年秋。
ポータルネットの管理者があびるさんから株式会社フルスピードに変更。
アフィリエイトのためにコンテンツを作ることにちょっと飽き始めていた僕はチャットからも足が遠のき、このブログ(a-ki blog)を始めた頃(2008年)からアフィリエイト自体にも距離を置くようになりました。
サイト運営15周年で思うこと
- 執筆者: a-ki
- 最終更新日: 2020/05/09