二条城でアートアクアリウムが開催されていると聞いて行ってきた。
「アートアクアリウム」って何?という疑問は僕も同じ。全く予備知識がなかったのですが、要するに「アクアリウム(水槽)」を使ったアートの展覧会ということらしい。
アートアクアリウムの第一人者、木村英智氏のプロデュースで東京日本橋ではすでに昨年、今夏と開催されていて京都では初めて。
二条城の二の丸御殿は普段一般公開されていないので入れること自体貴重な体験です。
夕方5時過ぎ。
すでに30分待ちの長蛇の列(;・∀・)
若いカップルばかりでびっくり。
ようやく入場すると前方に人だかり。
「水中四季絵巻」
本物の錦鯉が泳ぐ水槽とプロジェクション・マッピングを融合させたアート。
背景には次々と美しい日本の四季が映し出される。
「古都紅葉ふぶき」
同じくプロジェクション・マッピングを利用し舞い散る紅葉を表現している。紅葉の表現には江戸切子(ガラス細工)が使われている。
「アンドリウム」
文字通り行灯型の水槽。
レース地の向こうに金魚が透けて見える。
「金魚品評」
浅く丸い水槽に泳ぐ各種の金魚を上から見て楽しむ。
金魚ももちろんだけど、水がとてもキレイに保たれている。
簡単なことのようで、とてもむずかしい技術なのだそう。
一番人気は黒出目金。
ブサかわいいw
「アースアクアリウム・ジャポニズム」
地球をイメージした巨大な丸い水槽にたくさんの人が惹きつけられる姿はSF映画を見ているみたい。
まさに未知との遭遇!
「新江戸金魚飾」
もともと江戸時代にあった木枠の水槽を現代に蘇らせたもの。水槽は多面体になっている。
二の丸御殿中庭のメイン展示。
人が溢れてさながらライブ会場の様相。
「プリズリウム」
「花魁」
巨大な金魚鉢はその名にふさわしく艶やか。
「ボンボリウム」
色とりどりの雪洞(ぼんぼり)に見立ててある。
極彩色の光と金魚の融合は蜷川実花の映像美にも似ている。
「キモノリウム」
京友禅の着物と3Dプロジェクション・マッピングの融合。
すべての展示を見終わると夜祭BAR
京都の美味しいお酒を飲み比べできます。
帰る頃(7時頃)には入場の列もすっかり引けていました。
最終入場は9時半までなので遅がけの方が待たずにゆっくり見られるかも。
初めての開催ということで、ちょっとPR不足な感もありますがなかなかおもしろかった。
来年はあるのかなぁ。
- 執筆者: a-ki
- 最終更新日: 2020/01/10