スマホを格安SIMで運用し始めて半年。
現在はガラケー(au)+スマホ(IIJmioのSIM)の2台持ちです。
月額2800円~3500円の維持費で賄っているので今のままでも悪くないのですが、ぶっちゃけ一長一短があります。
MVNO各社から次々と新しいプランが発表され、スマホ一台持ちの格安SIM運用も半年前に比べてかなり実用的になってきたようです。
ネックは通話
僕はガラケーにかかってきた電話をスマホのIP電話(050PLUS)に転送させるという方法で普段はスマホ一台を持ち歩いています。
しかしこのIP電話がネックなんですよね。
音質そのものはクリアで悪くないのですが、わずかに遅延があって込み入った内容の会話にはちょっと不安があります。
また、IP電話はデータ通信を使うので場所によってアンテナが立ってるのに繋がらないということが稀にあります。電話は繋がるのにネットが重い現象と同じですね。
仕事柄ふだんはあまりウロウロしないのでほとんど問題無いですが、出張の時や一日外出するときは念のため2台持ちにしています。
「スマホ電話SIM」は音声通信あり
さて、格安SIM(MVNO)は基本データ通信のみですが、b-mobileの「スマホ電話SIM フリーデータ」では携帯電話キャリアと同じように音声通信(通話)が使えます。
もちろんSMSも使えるし、アンテナピクト問題やセルスタンバイ問題の起こる可能性も低いです。MNPもできるので電話番号が変わる心配もありません。(5ヶ月縛りあり)
月額基本料1560円(税別)で通信速度最大200kbpsのデータ通信が使い放題。LTEはオプションになりますが、3GB/月の通信量で月額1560円(税別)。3GBあれば一般的な使い方では十分すぎますね。
税込み合計で3280円(+通話料)程度。悪く無いです。
一つ不安が残るのは通話料。スマホ電話SIMには無料通話や通話料割引のオプションがありません。
そこで組み合わせたいのは先日リリースされた「楽天でんわ」。
「楽天でんわ」で通話料半額
楽天でんわは相手の番号の前に0037-68-をつけることで通常21円/30秒のスマホ通話料が10.5円/30秒になるサービス。
音声通信を使うので電話番号も090のまま。IP電話のような遅延などの問題もほぼ無いようです。
古いバージョンのAndroid機ではアプリが重いと不評のようですが、アプリを使わなくても0037-68-を付ければ使用可能です。
同じ仕組のスマホ通話割引サービスにはG-Callというのもあります。これもなかなか良さそう!
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2台持ちに比べれば若干維持費は上がりますが、スマホ1台持ちのメリットは大きいのでコスパは悪くないはず。
キャリアメールを捨てられればこの選択肢、ベストに近いと思いますよ。
僕は事情があってキャリアメールをまだ捨てられないのですけどね(´Д⊂ヽ
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2014/07/16
ちなみに現在僕はIIJmioの「みおふぉん」+「G-Call」の組み合わせを使っています。
「楽天電話」と「G-Call」どっちがお得? | 格安SIMでスマホ半額大作戦!
2014/07/01
僕の1年間の格安SIM生活で得た知識と体験をミニサイトにまとめました。
プラン比較ツールもあります。
格安SIMでスマホ半額大作戦!
- 執筆者: a-ki
- 最終更新日: 2019/02/02