三尾の紅葉、最後の「尾」は高雄山神護寺。
日本史の教科書でよく見た源頼朝の肖像画を所蔵することでも有名な真言宗のお寺です。
長い階段を登る。ひたすら登る。
予備知識がないとびっくりしますが、神護寺への参道はちょっとしたハイキングコースになるくらい階段が多くて長いのです。
パンプスやヒールの高い靴なんてもってのほか、汚れてもいいようなスニーカーが推奨です。
百段以上登っただろうか、なだらかな踊り場になり茶店などが見えてきますが、これあくまで中腹。
さらに15分ほどかけてひたすら登るとようやく楼門が見えてきます。
おぉ、美しい。頑張って登った甲斐がありました。
門をくぐると、パッと目の前が開ける。仁和寺と雰囲気が似てるなぁ。
神護寺は三尾の中でも有名な紅葉の名所。
まだ染まりきってはいないけど、十分綺麗です。
金堂へ参拝するにはまた石段。うぅっもうやだ。
しかし登り切って振り返ると、下から見上げるのとはまた違った鮮やかな光景ですね。
足の疲れも忘れます。
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さて、神護寺には紅葉以外にも名物があります。
それは「かわらけ投げ」
「かわらけ投げ」とは厄除けの願いを込めて、素焼き土器などを高いところから投げる遊び。
落語の「愛宕山」などにも登場しますが、どうやらこの神護寺が発祥らしい。
妻がやってみたいというので挑戦してみる。
2枚で100円也。
遠くへ飛ばすほどご利益があるらしいが。。。。
ぶーーーん!!!
豪快なオーバースローでかわらけを力いっぱいぶん投げる妻の図。
な、なにか嫌なことあったのか(;・∀・)
かわらけは円盤状なのでフリスビーを投げる要領で水平に投げないとうまく飛びません。
妻の投げたかわらけは思いと裏腹にひらひらと谷底に舞い落ちていきました(笑)
ちなみに僕も投げましたが力が入りすぎて地面に叩きつけてしまったのは内緒の話です(汗)
瓦の鬼も笑ってらぁ。
- 執筆者: a-ki
- 最終更新日: 2020/01/07