妻が面白そうな店見つけてきた。地下鉄烏丸御池駅の近く、大衆「すし」酒場というジャンルがちょっと気になる居酒屋「マルフク」。
烏丸御池というと縦横の地下鉄が交わる京都きってのビジネス街で自営業の僕らにはあまり縁のない場所だったりする。
一般的にもあまり繁華街という雰囲気ではないが、細い通りを入るとポツポツとこういった店が見つかるんよね。
19時前、格子戸を開けると、案の定白いカッターシャツのサラリーマンでテーブル席は埋まっていた。
カウンターにどうにか二人分の席を確保。
古い京町家をそのまま使った内装はもはや京都では珍しくもなんともないけど、気取らずはしゃがずで嫌いじゃないです。
早速造り盛り。
大中小とある内これは小(2人前)。定番的な内容だけど質量ともにちょうどいい感じ。
せっかくなので面白そうなメニューをチョイスしてみた。これは「中華風たこぶつ」
ごま油を使ったカルパッチョって感じかな。なかなか美味しいです。
こちらは「マグロの生レバー風」
これまたごま油を使っているけど、好みで塩、ガーリックチップといただく。
なるほどねぇ。生レバーが食べられなくなって久しいから本物の味は忘れちゃったけど、雰囲気は出てる。
カンパチの炙り。ポン酢と大根おろしでさっぱり。
魚ばかりではなく。いわゆる普通の居酒屋メニューもある。
どれも手抜きなくてなかなか美味しいです。セセリの塩ダレ焼きは意外とさっぱりでオッサン好みでした。
と、肝心の寿司に行く前にお腹が膨れてきたぞ。
寿司のメニュー。
握りは一貫100円均一。
うに、いくら、ヒラメ、マグロが100円ならお値打ち感有りますね。
厨房は若いお兄さんばかりでしたがちゃんとした寿司でした(失礼)。
通好みな「なみだ巻」。わさびの葉が巻いてあって文字通り涙がでるほど辛い。
別にわさびが添えてあるけどいらないって(泣笑)
「すし酒場」をうたってるのだから、もうちょっとネタの種類があれば嬉しかったかも。あと握りのお手頃感の割に巻物はちょっと割高な気がするな。
全般に味は悪く無いというか普段使いの居酒屋にしては十分美味しいです。会社帰りのサラリーマンでいっぱいになるのも納得。
近くに勤めてたら僕も通っちゃうかもですね。
- 執筆者: a-ki
- 最終更新日: 2019/02/02