ゴールデンウィーク明けの最初の休み。せっかくの好天なのでどこか行こうかと妻に聞いたら「御室八十八ヶ所!」と答えが帰ってきた。ふだん長距離を歩きたがらないのに時々よくわからないリクエストをする。
御室八十八ヶ所というのは御室桜で有名な仁和寺の裏山に作られた霊場。交通が未発達で本場四国八十八か所への巡礼が困難な時代その砂を持ち帰り当地にお堂を建てたのが始まりだそうだ。
仁和寺の金剛堂前からスタート。
西門を出て住宅街の一般道をまっすぐ進むと一番目の札所。札所といっても本当に御札がもらえるわけではないが年に数回はスタンプラリーウォークの企画もやっているそうだ。
鬱蒼とした杉林の参道を進む。5月だから良いものの花粉の季節なら卒倒してしまいそう。
道にそって梵字の書かれた道標が建てられているので道に迷うことはない。
一つ一つのお堂の間隔は狭いけど、だんだんと階段がきつくなってきたぞ (;・∀・)
総距離約3kmというとウォーキングには調度良い距離だけど、振り返ると結構な高さ。
足元も良くないのでそれなりの靴と両手を開けておけるようカバンは選んだほうが良いと思う。
ずんずん先へ行く妻に遅れて、僕は写真を撮りながらのんびりウォーク。
個性的な六角堂を過ぎて。。。
ちょうど真ん中の四十四番ではなく、四十八番目が山頂あたり。
ちなみにこの山は成就山(じょうじゅさん)と呼ばれてるらしい。初めて知った。
見晴らしのいいベンチに座ってお弁当♪
ここまでで出会った人3人ほど。平日だからか知らないが意外と登ってる人少ないのね。
トレーニングコースとしても使われているのか、すごいスピードで追い越していく女子高生にちょっとビビったり。
さて、後半は下りだけかと思ったら、最大の難所に遭遇。。。。
道がないwww
鎖を伝って崖を登る。なぜこんな所に建てたんだ。
ちなみにこれは五十三番。もし、登れそうも無ければ迂回路もあるのでご心配なく。
さらに進むと池が見えてきた。ちょっと見にくいけど奥には藤が綺麗に咲いていた。
六十五番三角寺の前にはたくさんのお地蔵さん。
池の中にあるお堂は六十八番。
あと少し!
八十番台に入ると道がなだらかになってくる。
そして、橋をわたると。。。
到着!
所要時間約2時間。
山道なので舐めてはいけないが、小学生でもがんばって踏破できるくらいの良いハイキングコースです。
ところで妻は何をお願いしていたのだろう?
- 執筆者: a-ki
- 最終更新日: 2019/02/02