ここ一週間ほど「NHK ギター講座」の検索キーワードで訪れる人が増えてきて「教育テレビでまた新しいギター講座が始まったかな?」とチェックしてみたら、講師はなんと押尾コータローでした。
押尾コータローといえば、オープンチューニングやタッピングを多用したトリッキーで超テクニカルな奏法で有名なギタリスト。
初めて「戦場のメリークリスマス」をライブDVD(ドラマティック・ライブ)で見たときはギターの可能性を超越した演奏に悶絶したものです。
今回のギター講座は入門者向けというより「脱初心者」をターゲットにした企画。
左手は定番のコードが押さえられて、右手は8ビートのストロークはできますよって方が見ると面白そうです。
30分のうち番組前半は課題の解説と練習。
16ビートのストロークにハンマリングなどの装飾を加えたり、アルペジオの高音部がメロディーになっていたりと、それほど難しくはないですがやってみると「ものすごくうまくなった気になれる」テクニックを選んで課題に取り上げてあります。
こういうの大事なんですよね。
ちょうど初心者と中級者の境目の部分でここを乗り越えられると「あの人ギター上手いよ」って言われるようになります。
番組後半は前述の「戦メリ」を分割してマスターする企画。
前半の課題にに四苦八苦してるような人ができるとは思えませんが、自分もやってみたいと思うのは間違いないしギターの可能性を伝える上で面白い試みだと思います。
僕も、もちろん毎週録画をセットしましたw
押尾コータローのギターを弾きまくロー!(NHK教育)
2013年4月1日~5月27日(月曜 21時30分~21時55分)
- 執筆者: a-ki
- 最終更新日: 2019/02/02