先日のエントリー「5年間放置サイトで月間35万PV稼ぐ3つの戦略」が400ブクマを超えて、めでたく初ホッテントリ入りしました。ありがとうございました。
まさに「ソーシャルでバズってトルネード!」で、あれよあれよという間にアクセスが急増し正直ビビりながらブコメを見ていたのですが、おかげさまで概ね好意的な評価で胸を撫で下ろしています。
さて今回ここまでアクセスが伸びたのは、タイトルの力が大きかったことを実感しています。
冒頭で謝罪したとおり、釣りタイトルは僕もあまり行儀のいいものとは思っていません。むしろその手のタイトルを見ると読後にがっかりするのが嫌でスルーすることもしばしばです。
今回、わざわざそんなタイトルにしたのは、ここ最近のブログ運営法で「瞬間的なPV」を増やすためトリッキーな手法もやむなしという風潮を揶揄する気持ちがありました。
結果的にそのタイトルで過去に経験のないアクセス数を記録したのですから皮肉なものですねw
でも意図的とはいえ、やっぱり「稼ぐ」というワードは入れるべきでなかった。
今回は「PVを稼ぐ」ですから「お金を稼ぐ」とは全く意味合いが違うのですが、どうもネット上でこの「稼ぐ」という文字列を見ると情報商材業者や迷惑なスパマーを連想してしまうようです。
僕もこの「稼ぐ」という言葉が、あまり好きではありません。
仕事柄、商人の街大阪で仕事をすることがままあるのですが「売れてまっか?」ということはあっても「稼いでまっか?」なんて下品な聞き方する人はさすがにいないですよ。(ちなみに大阪人が「儲かりまっか?」「ぼちぼちでんな」と挨拶することも無いですw)
これだけ「稼ぐ」という言葉を日常的に目にするネットという世界はやっぱり異常ですよね。
特にネットで仕事をする人は「稼ぐ」という言葉は意識して避けたほうがいいのではないかと思います。
どんなにまじめにビジネスを語っていてもその言葉を発した瞬間に怪しい雰囲気を醸しだしてしまうし、一般の人が見れば同じカテゴリにいる人達のイメージダウンにもつながると思います。
反省と自戒を込めて僕はこれからも「稼ぐ」をブログのキーワードに使うのはやめようと思っています。
- 執筆者: a-ki
- 最終更新日: 2013/02/21