オリンパスXZ-2を使い始めて早一ヶ月。
XZ-2の設定項目は多岐にわたっていてなかなか手間なんだけど、屋外、屋内と使ってみて、ようやく自分なりの設定が固まってきたのでメモ。
表にまとめてみた。
撮影モード | Pモード | |
---|---|---|
測光 | 分割測光 | |
AF | S-AF | 中央一点 |
ホワイトバランス | オート | A(アンバー)+1 G(グリーン)-1 |
ISO | オート | ISO100~3200 |
ピクチャーモード | ナチュラル | シャープ+1 コントラスト-1 |
Pモード、中央一点AF、分割測光、WBオート、ISOオートは田中希美男氏の「デジタル一眼上達講座」で紹介されているオススメ設定。他のカメラも基本は変わリません。
XZ-2ではWBを色調整できます。デフォルトは寒色系とはいえないまでも少し温かみに欠けるのでA+1G-1にしたらちょうど好みの色合いになりました。
ちなみにXZ-2の売りの一つ「電球色残し」というWBオートの設定は基本オフです。
実際使ってみると意外と活かせる場面て少ないのですよね。白熱灯率の高いレストランでの料理写真なんかには邪魔にしかならないし。必要な時だけオンでいいと思います。
ISOオートは上限3200まで上げています。
高感度画質が良好ということもありますが実際には上限まで上がることはごくまれです。こいつがちょっとクセモノなので後述。
ピクチャーモードはデフォルトのナチュラルですが、シャープネスを上げてコントラストを下げています。これくらいのほうがより自然だと思う。
もちろん場面によっては微調整したくなりますけどそんな時はスーパーコンパネ表示にしておくと便利。タッチパネルなので選択変更もスマホ感覚です。これいいですよ。
さてもう一つ、Fnボタンの割り当てですが。
XZ-2にはFnボタンが二つあり、それぞれ性格も設定できる項目も違います。
レンズ横のFn2はOKボタンと同じ撮影メニューから任意の項目をチョイス出来ます。
GX200でいうところのADJレバーみたいなものかと思っていたのですがADJレバーと比べると使い勝手はイマイチ良くありません。
選択項目が増えるほど操作のステップが増えるし、項目の並び替えもできない。結局もっとも使う機会の多いWBとISOだけを割り当てています。
背面のFn1ではワンタッチで設定出来る項目(NDフィルターやデジタルテレコン、AELなど)から一つ選べます
最初はNDフィルターを割り当てていたのですが意図せず親指があたるので露出アンダーを連発したりして困りました。今はオフにするのももったいないので当たり障りの無い(切り替わってもすぐ気がつく)デジタルテレコンを当てています。
ホントのところFn1でISOオート→マニュアルの切り替えが設定できるとベストなんですが。。。
XZ-2のISOオートはなかなか感度を上げないチューニングになっているらしく気がつくと1/8秒とかになっていて驚くことがあります。
実際には手ぶれ補正が強力なので気になるほど手ブレすることは稀なのですが、被写体ブレは防ぎようがないです。
そういう時はマニュアルでISO1600あたりまでさっと上げたいのですが、これまたご丁寧に1/3段づつ細かく区切ってあってダイヤルをどちらに回してもなかなか行き着かなくてじれったかったり(苦笑)
ボタン一発で切り替えられたら便利なのになと思います。どうにかならないっすかね。
以上現在のXZ-2の設定でした。
いろいろ細かい不満はありますが、それはどんなカメラでも同じ事。できればファームウェア・アップデートで修正が入れば、かなり銘器の部類に入ると思いますよXZ-2は。
- 執筆者: a-ki
- 最終更新日: 2019/02/02