今年の紅葉はどこに行こうかと思案していると、JR西日本の「そうだ京都、行こう」キャンペーンのCMが。。。
「そうだ二尊院に行こう!」
二尊院は嵯峨野の紅葉の見所の中でも一二を争う人気スポット。
同じく人気の常寂光寺も近い。
小倉山の山号からも分かるように「小倉餡の発祥の地」としても有名。
総門をくぐると「紅葉の馬場」
まだ色づきは半分ぐらいだけど見事なグラデーションが目に飛び込んでくる。
本堂を囲む白壁。
ちょうどCMで映し出されるのはこのあたりかな?
本堂から勅使門を振り返ると、額縁のように紅葉が映る。
ここまでは観光客でいっぱい。でも弁財天堂横の階段を登りさらに奥へと歩いて行くと途端に人が減って静かに紅葉が楽しめる。
ただし、そこはお墓。
高瀬川を開削した角倉了以(すみのくらりょうい)を始め、名士や公家、果は天皇の分骨を納めた墳墓(三帝陵)がある。
お墓を撮る趣味は無いのだけど青白い墓石と紅葉のコントラストはなんとも言えない美しさと儚さがある。
観光客を引率するガイドさんの話に耳を傾けると、3日前まではまだ緑色だったモミジがここ2~3日の急激な冷え込みで一気に色づいたらしい。
なるほど、いかにも慌てて色をつけ始めたような木もチラホラ。
嵯峨野は来週あたりが本格的な見頃を迎えそう。
- 執筆者: a-ki
- 最終更新日: 2019/02/02