他人に言われるまでもなく、自分でもしょっちゅうカメラ買い換えてるイメージはあるけれど、実はコンデジに関しては丸4年買い換えていなかったりします。
日進月歩著しいデジカメの世界で4年オチというとさすがの愛機GX200も古びて見えてきました。ミラーレス一眼ブームも一巡し、この夏以降ハイエンドコンデジの魅力的な新製品が目白押しなのも一因なのです。
特に気になっているのは
SONY デジタルカメラ Cyber-shot RX100 光学3.6倍 DSC-RX100、Panasonic デジタルカメラ ルミックス LX7 光学3.8倍 ブラック DMC-LX7-Kの2機種。
・光学ズーム:3.8倍
・デジタルズーム:4倍
・記録メディア:SD/SDHC/SDXCカード
・液晶モニター:3インチ
・内蔵メモリ:70MB
キヤノンのPowerShot GシリーズやSIGMAのDPシリーズも、もちろんいいカメラだと思うんだけど、コンデジの本来の持ち味というか「いつでもサッと取り出してパッと撮る」というイメージからちょっと遠いんよね。
さてRX100とLX7、発売から日が経ってレビューも出揃ってきました。
作例を見る限り、画質では1インチセンサーの実力でRX100の圧勝。特にISO1600以上の高感度撮影時のノイズの少なさはコンデジとは思えないスバラシイの一言。
しかし、センサーサイズの大きさは機動性とトレードオフ。特に近接撮影でRX100は分が悪い。広角端では最短撮影距離5cmと健闘しているもののちょっとズームすると途端にピントが合わなくなる印象です。
その点LX7は広角で1cmまで寄れ望遠端(90mm相当)でも30cmとバランスが良い。
さらに望遠端のF値に注目してみるとRX100の望遠端(100mm相当)では開放F4.9だが、LX7ではF2.3と圧倒的に明るい。
もちろん望遠側が明るいからといって一眼のような大きなボケが得られるわけではないですが、室内など光量が少ない場面では有利だし苦手場面の少なさは「いつでもサッと取り出してパッと撮る」というイメージにより近いと思うのです。
そういえば、時流なのか最近の高級コンデジはレンズ周りにコントロールリングを採用していますがあれって必要なのですか?どうせ付けるのならズームとマニュアルフォーカスをセット出来るようにしてもらいたい。LX7のように絞り値のコントロールだけなら別にいらないと思うな。
あともう一台、気になってるカメラはOLYMPUS STYLUS XZ-2。
これデザインが好みなんですよね。可動式LCDも魅力。
ちょっと大ぶりで重そうなのが気になりますが早く実機を見てみたい。
今のところバランスの良いLX7が第一候補なのですが、いずれにしても買うのはもうちょっと先になりそうなのでじっくり検討します。
- 執筆者: a-ki
- 最終更新日: 2019/02/02