長谷寺を出て案内看板を見上げながら鎌倉大仏のある高徳院に向かう。
僕が今回の鎌倉旅行で一番楽しみにしていたのが鎌倉大仏。ちなみに妻はまったく興味ないらしく見たいものリストにも入ってなかった(せっかくの鎌倉なのにわけわからん)
前を歩いているのは横須賀教育隊(海上自衛官候補生)の皆さん。
なぜかこの後行く先々で会うことになる。なんだろ遠足?
高徳院山門に到着。長谷寺から徒歩5分くらい。
山門をくぐるとすでに大仏さまの頭がちょっと見える。わくわく。
おぉ!かっちょいい!!!111
関西人にとって大仏と言えば奈良の大仏なんだけど、印象がまったく違いますね。
与謝野晶子が
「鎌倉や みほとけなれど 釈迦牟尼は 美男におわす 夏木立かな」
と詠ったように夏空をバックにした大仏さまは格別に男前でありんす。
もうなんか、切れ長の眼の奥の瞳に吸い込まれそうになってしまうのです。
大仏さまの足の大きさに合わせた大わらじ。
古くからあるものかと思ったら茨城の子ども会が奉納したらしいです。
20円を払うと大仏さまの胎内を見学できます。
胎内は入ってみると意外と狭くてびっくりします。穴が開いて見えるのがちょうど大仏さまの頭の部分です。
しかし、鎌倉大仏には青い空がよく似合う。
もともと鎌倉大仏にも大仏殿があったのですが、津波や大風などで倒壊を繰り返し室町時代以降すでに600年以上露座のままだそうです。
これだけの貴重な文化財が野ざらしというのもびっくりしますが、もし大仏殿が再建されて空にそびえる大仏さまが見れなくなるとそれはそれで寂しい気がしますね。
- 執筆者: a-ki
- 最終更新日: 2020/05/10