江ノ電で長谷駅へ。鎌倉寺社巡りの最初は「長谷寺」へ。
長谷寺は鎌倉時代以前からあると言われる古寺。
山の斜面にそって境内が広がる。
本堂に向かう境内の中腹に無数の小さなお地蔵さん。最近増量したのだろうか、まだ新しい色をしている。
和み地蔵。可愛すぎる!ゆるキャラでブレイクさせたいw
長谷寺といえば花の寺としても有名だけど、さすがに夏も終わりの8月下旬。
咲いている花はわずかだった。
蓮の花ももう終わり、ほとんどが実になっていた。しかし、どうもこの蓮の実のブツブツした絵面は苦手だ(;´∀`)
唯一見頃は百日紅(さるすべり)。
鮮やかなピンクの小さな花が印象的。
本堂の観音堂。
この堂内に本尊の十一面観音像がある。残念ながら撮影禁止。
仄暗いお堂の中で金色に浮かび上がる巨大な観音様はとても神秘的で圧倒される。
仏像は大きければ良いというものでもないけれど、頭上遥か上から見下されると、こんなに宗教心のない僕でも「仏様に見守られている」という気持ちになってしまうので不思議だ。
ちなみに京都にはこのような大きな仏像は無い。たぶん宇治の平等院の阿弥陀坐像が京都で一番大きいと思われるがそれでも像高3メートルにも満たない。
鳥居の奥は弁天窟。窟内の壁面に弁天様と十六童子が彫られている。
こういった洞窟を使ったお堂というものも京都には殆ど無い。やはり海に近い土地柄だろうか。
散策路を登る。この一体が紫陽花の咲き乱れるところ。
残念ながら紫陽花の季節は終わっているが、由比ヶ浜を見渡す眺望は素晴らしい!
- 執筆者: a-ki
- 最終更新日: 2019/02/02