京都にも「あじさい寺」と呼ばれるお寺はいくつかありますが、宇治の三室戸寺は10000株に及ぶ紫陽花が植えられたその名にふさわしい紫陽花の名所です。
山門をくぐるとすぐ右下にあじさい園が広がっています。その奥には20000株のつつじ園があり4月下旬~5月に見頃になります。
紫陽花は次週あたりが見頃と言われていたのですが、前日の雨が幸いしたのか一気に色づいたようです。たくさんの拝観者が来ていて口々に「今日でよかったね」と言っていました。
紫陽花の色は土壌のPh値で決まるそうで、酸性なら青く、中性から弱アルカリ性なら赤くなるのだそうです。
色とりどりでとても綺麗でした。
種類も多く、これも紫陽花なの?というものもいくつか。
これは額アジサイと呼ばれる種類で、縁の花びらしか開きません。
幻の紫陽花と言われる「七段花」というのもあるそうです。僕は予備知識がなくてどれがそうなのか見分けがつきませんでしたが。
7月~8月は本堂前の蓮園で250鉢の蓮が咲き乱れるそうです。また来ようかな。
晩秋の紅葉も素晴らしく一年を通して楽しめるお寺です。
参考:銀杏と紅葉のコラボが美しい三室戸寺~京都の紅葉2009
- 執筆者: a-ki
- 最終更新日: 2019/02/02