カメラ本体は多少型落ちしても手に入らなくなることは無いのですが、発売から一年も経たないうちに店頭から消えてしまうのがムック本。
基本的にこの手のムックは新機能の解説や作例、交換レンズやアクセサリーの紹介などで構成されていますが、本書では設定について多くの紙面が割かれていてありがたかった。
K-5は設定の自由度が高いというかあまりにも設定項目が多くてどうしていいかわからないものがいくつもあるんですよね(;・∀・)
田中希美男氏の撮影術本を読んで以来、任せられるところはオート設定に任せましょうというスタンスにしているのですが、K-5では超便利であるにも関わらず、なぜかデフォルトではOFFになっている機能もいくつかあるのです。
田中氏自身もオススメ設定を寄稿されていてそれに従って設定したのがコレ↓
もちろん測距点は中央一点、評価測光に設定しています。
全編にわたって設定のヒントになる話題が散りばめられていて最後の開発者インタビューを読んでONにした機能もいくつかあったり。
あと、ヘルプだけではさっぱり使い方のわからないRAW現像ソフトDigital Camera Utility 4の解説があるのもうれしい。
まさにK-5オーナーにとっては買って損なし!といっておきましょう。
- 執筆者: a-ki
- 最終更新日: 2020/01/08