東山花灯路に行く道すがら、点灯までに少し時間があったので先に青蓮院門跡の庭を拝観してきた。
青蓮院門跡は東山にある天台宗の寺院。明治までの門主のほとんどを皇族が務めた由緒正しき門跡。
入口には親鸞聖人の手植えと言われる天然記念物の大きな楠。
力強く張り出した根は綺麗に苔生し樹齢の長さを物語っている。
小御所は江戸時代大火で消失した御所にかわり後桜町上皇の仮御所として使われていた建物。
ここから見る庭園は逆光に照らされ額に入った絵画のように見える。
閉門時間に近かったため他の観光客が少なく静かに鑑賞できた。
宸殿は寺院に縁のある天皇の位牌を祀る堂。
この前庭には右近の橘、左近の桜がある。
今は静かに見られるけれど、この枝垂桜が咲く頃は、人が溢れてゆっくり見れないだろうな。
- 執筆者: a-ki
- 最終更新日: 2019/02/02