京都から2時間半かけて河内長野の小さなカフェへ行ってきた。
カフェ・カラクは小さいながらも本格的な自家焙煎のコーヒーと、こだわりのカレーやホームメイドのケーキが自慢の店。
2013/04 追記:カフェ珈楽は閉店されました。現在は世界の珈琲豆専門店 自家焙煎コーヒー「豆一珈楽」として再出発されています。
最初に白状すると、ここは妻の親友夫婦が昨年開店したお店。
様子見を兼ねて妻と妻の友人と3人で遊びに行ったのだけど、どれもこれもが想定外に美味しかった。
場所は河内長野市役所のすぐとなり。河内長野の駅からはちょっと離れていて(約1km)歩くには中途半端に遠い。バスに乗れば良かった。。。
舗道の並木で看板がちょっとわかりにくいのだけど覗き込むと「CARAQUE(からく)」の文字が見える。
店内は大きな窓から柔らかい自然光がたっぷり入り明るい。
内装はシンプルで居心地良い家庭的な雰囲気。
店奥には小さな店に似つかわしくない大きな焙煎機が。
店名のカラクは漢字で書くと「珈楽」。
「おいしいコーヒーを楽しむ店を作りたい」というマスターの夢にかける本気度が垣間見える。
カラクではコーヒー豆も販売している。事前に予約しておけば好みに合わせて焙煎したものを用意してもらえる。
ちょうどお昼時だったのでランチを注文。
カラクのママは、かのル・コルドンブルーの卒業生。この店を始めるまでは自宅で料理教室を開いていた。
腕が確かなのはもちろんだが、一つ一つの作業にかけるこだわりがハンパない。
そのこだわりが災いしてか(笑)メニューの種類は若干少ない。ランチメニューはカレーとサンドイッチのみ。
僕は野菜カレーを大盛りで。あとお惣菜サンドをみんなで分けていただいた。
素揚したかぼちゃやピーマンが赤黄緑と目に鮮やかで食欲をそそる。
ルーはもちろん自家製。野菜とフルーツをふんだんに使った甘口ではあるがスパイスはしっかりと効いていて、後からじんわりと口の中に刺激が広がる。
お惣菜サンドにはマッシュしたかぼちゃが入っていて見た目よりボリュームがある。豊かな風味の隠し味は香草(ローズマリーだっけ?)が使われているのだそうだ。
しかし、手が込みすぎていて、忙しいランチタイムを無事こなせているのかちょっと心配になったり。。。
食後のコーヒー。朝焙煎したものをオーダーを受けてから豆を挽いてドリップする。
香りが豊かで、さっぱりとした酸味と苦味。ブラックでも抵抗なく、というかぜひブラックでとおすすめしたくなる。
妻と妻の友人はケーキをオーダー。ガトーショコラと黒豆のベイクドチーズケーキ。
添えられているのはカシスのアイスクリーム。ちなみにカシスアイスに添えられたハーブも自家菜園のもの。
季節によっておすすめのケーキは変わる。今は黒豆のベイクドチーズケーキが一押しらしい。
ふんわりしたチーズケーキに違和感のないほど柔らかい黒豆、キャラメルかと思いきや黒糖の上品な甘さを加えたきな粉ソースと、和洋の意外な組み合わせが絶妙だ。
そして僕がオーダーしたのはマカロン。
告白するとこれが僕のマカロンデビューだったりする。
外はふわっとしてサクっとした歯ごたえで中はモッチリ。甘さも抑えめでバタークリームも軽くていくつも食べられそう。
マカロンて甘ったるそうで、いい年したオッサンが食べるものではないと馬鹿にしてましたサーセン。
とてもとても美味しかったです。
さすがに京都からは遠いのでそう度々は行けないけど、また春にでも立ち寄りたい。
お近くの方も是非足を運んでみて欲しい。
こんな所にこんな穴場の店があったのかと、嬉しくなること間違い無いと思う。
2013/04 追記:カフェ珈楽は閉店されました。現在は世界の珈琲豆専門店 自家焙煎コーヒー「豆一珈楽」として再出発されています。
- 執筆者: a-ki
- 最終更新日: 2019/02/02