京都の桜の名所は数あれど、もっとも京都らしい町並みに溶け込んでいるのはこの祇園白川あたりだと思う。
新橋通りと白川南通が交わる三叉路にある辰巳大明神から川端通りに至る約200メートルの川沿いが桜並木になっています。
3月の終わりから4月の1週目にかけてこのあたりはライトアップされます。今年は開花が遅くてイマイチだったと思うけど、タイミングがよければほんとうに綺麗です。
石畳と町屋に桜。いかにも京都という街並み。
「かにかくにの碑」
かにかくに 祇園はこひし 寝るときも
枕の下を 水のながるる
祇園をこよなく愛した歌人吉井勇の歌が刻まれています。
川を覗き込むと二羽の鴨がゆったりと泳いでいました。
やっぱり春の京都はのんびりしてていいねぇ。
- 執筆者: a-ki
- 最終更新日: 2019/02/02