京福電鉄嵐山線は通称「嵐電(らんでん)」と呼ばれ、昔から京都市民に親しまれている。
その嵐電の終着駅「嵐山駅」で期間限定の駅ナカビアガーデンが開催されているというので行ってきた。
嵐電は営業距離11km、駅数も20ほどのローカル線ですが、龍安寺や御室仁和寺、東映の映画村がある太秦を順に通るちょっと穴場な京都観光の交通手段です。
また春にはライトアップされた桜のトンネルを潜り抜ける「夜桜電車」を走らせたり、この夏も電車の中で東映の女優さんによる本格的な怪談を楽しむ「怪談電車」や妖怪の乗り込んでくる「妖怪電車」を走らせるなどイベントごとにも熱心。
「嵐山ステーションビアガーデン」は嵐電100周年とエビスビール120周年を記念して行われるコラボ企画で嵐山駅のホーム、駅前広場全面を使って行われています。
仮設とはいえ、なかなか立派なビアカウンター。エビスビール、琥珀エビスのほかレモンサワーなど。飲み物の種類は余り多くない。食べ物は、枝豆、唐揚げ、やきそば、京風ベタ焼きなど。本格的なビアガーデンと違ってちょっと夕涼みしながら一杯って感じかな。
平日ということもあり、さほど人は多くなかった。
実を言うと夏の嵐山は桜や紅葉の季節ほど混み合わない。特に夜は鵜飼を見る遊覧船があるくらいで、土産物屋も夕方5時くらいにはシャッターを下ろしてしまう。駅ビアが6時からなのでタイムラグでちょっと損してる感じもする。
せっかくの企画なのにもうちょっと周りも巻き込んでやれば面白いのになぁ。
駅のホームにもカウンターが有り電車を待ちながらベンチで飲むこともできる。またホーム内に足湯(有料150円)も用意されている。この「駅の足湯」は嵐山温泉を使った本格的なもので、観光で疲れた足をほっこり癒してくれる。
ビアガーデンと言うには少し規模は小さいけれど、エビスを飲みながら夕涼みってやっぱり幸せ♪
参考:夏だ!ヱビスだ!!駅ビアだ!!!「RANDEN EKI-BEER 2010」開催
- 執筆者: a-ki
- 最終更新日: 2019/02/02