下鴨神社の夏の神事「みたらし祭」に行ってきました。
「みたらし祭」は「足つけ神事」とも呼ばれる夏の疫病除けの禊です。
古代「糺(ただす)の森」の湧き水は鴨川の水源と思われていたらしい(ちょっと無理がないか?)
「御手洗(みたらし)」と聞いて思い出すのは「みたらし団子」
鳥居前の「加茂みたらし団子」は長蛇の列。みたらし団子の出店は他にもあるが、神様の供物として使われるのはこの「加茂みたらし団子」だけです。(お間違えのないよう)
「足つけ神事」の前に干支詣。十二支それぞれに祠があり自分の干支の祠を参る。
さていよいよ足つけへ。湧き水がひんやり冷たい。水温は17~18度位らしい。
橋をくぐると足つけ場の御手洗の池へ。この御手洗の池はみたらし祭のときしか入ることが許されないらしい。
油断してると水深は意外と深い。大人の膝くらいあるので、女性は膝上のスカート推奨。
男性ならキチンと膝上までまくり上げられるズボンを選ぶこと。僕は甘く見て膝下丈のカーゴパンツで挑んだが見事撃沈(泣)ずぶ濡れになりました。
水面にゆらゆらと灯明の明かりが映るのが綺麗。
みたらし祭は早朝5時半から夜10時半まで長時間行われてるが、やっぱり日没以降がいいですね。
上がって足を拭いたら御神水を授かります。
足型のお札に名前を書いて厄払い。手足の病気にご利益があるらしいのでそろそろ足の弱ってきた母親の名前を書いてお供えしてきました。
有名な祇園祭の直後でちょっと地味な印象のある御手洗祭ですが、これ意外とおすすめ。僕も正直初体験だったけど来年も行きたいと思う。
- 執筆者: a-ki
- 最終更新日: 2019/02/02