これは面白い!
久しぶりにアフィリエイト関連の本を読みました。あびるやすみつさんの新刊です。
良書です。
“本気で稼ぐ”とありますが、稼ぎ方の解説を書いたものではありません。
「本気=アフィリエイトをビジネスとして捉える」という解釈が正しいでしょう。
アフィリエイトをビジネスとして見たとき現在の状況は決して明るい展望を持てる状態ではありません。今般のアフィリエイト業界は魑魅魍魎が跋扈する怪しい業界というネガティブなイメージに支配されつつあります。悪徳商法の摘発のニュースや国民消費者センターへの苦情に「アフィリエイト」の文字を見つけることも珍しくないのです。
産業の発展に於いて、その拡大期には様々な悪が忍び寄ります。アフィリエイト業界はその参入障壁の低さゆえ、極端にその傾向が現れたのでしょう。致し方ないことですね。
ただ、いつまでもこのままでは成熟期を迎えるまもなく、業界は急速に衰退し消滅してしまうでしょう。
本書でその負の部分を洗いざらい白日のもとに晒しリセットを試みたことは画期的であります。
産業界に松下幸之助が、流通業界に倉本長治があったように、アフィリエイト業界にも精神的支柱になる人物が必要です。本人が好むと好まざるに関わらず「あびるやすみつ」と本書に度々登場する「笠井北斗」の二人がその任を負うのではないでしょうか。
もうひとつ興味深い点は、本書の内容が「スーパーアフィリエイターあびるやすみつ」の思考そのものだということでしょう。
「ブログ+アフィリエイトは儲からない」という発言にしても「コンテンツを作らない」という考え方にしても、決して奇を衒ったものではなく、いつもあびるさんがおっしゃっている内容そのものです。
これからアフィリエイトをはじめようと本書を手に取った方には、はしごを外された気持ちになるでしょうがご安心あれ、そこそこ長くやってる僕もショックを受けているのですから(笑)
さて、僭越ながら僕自身も4ページほどネタを提供しています。5章あたりです。
気になる方は是非ご購入の上お探しくださいませ!
- 執筆者: a-ki
- 最終更新日: 2020/01/08
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