桜の季節の京都はどこへ行っても観光客で溢れかえり、地元京都市民は桜の名所といわれるところへ意外と近づきたがらないものです。
しかし地元民だけ知っている隠れた名所があるもので、松ヶ崎白川疎水通もそのひとつです。
琵琶湖から京都に通じる疎水は蹴上を経て疎水分線となり哲学の道へと通じます。銀閣寺道を抜け、白川を上ると松ヶ崎浄水場へとたどり着きます。
さらに浄水場の脇を疎水は続き鴨川へと抜けていきます。それが白川疎水通。
決して広くは無い道沿いに桜の木がずらりと並び。約1.5kmの長い桜並木が続きます。
その様子は哲学の道とよく似ているのですが、観光的な名所が近くに無いため地元民以外訪れる人は殆どありません。贅沢な生活道路ですね。
周りは閑静な住宅街です。住んでる人が羨ましい。
近くにはいくつか学校もあり通学路にもなっています。桜にはピカピカの一年生が良く似合いますね!
桜並木を抜けると北大路通。そのまま鴨川を北上すれば川沿いに見事な紅しだれの遊歩道。そして北山の植物園へと続きます。
観光客に邪魔されずゆっくりと京都の桜を楽しむにはこのコース覚えておいて損はありませんよ。
- 執筆者: a-ki
- 最終更新日: 2022/04/01