人気ブログ「カメラ女子「きょん♪」の簡単ステキ写真術」を運営する、きょん♪さんの初の著書、「はじめての「ゆるかわ写真」レッスン」を読みました。
なかなかの良書です。
本書では被写体選びの着眼点から構図の決定、表現のための露出の調整法など「写真をどう見せたいか?そのためにはどうすれば良いか?」に重きがおかれています。
デジイチ初心者向けの本というと大半はカメラの操作方法を中心にしたものが多い中、こういった直感的な部分から掘り下げていく教則本は貴重です。
もちろんカメラの操作に関わる部分も丁寧に解説されているのですが、それよりも「何を感じてカメラを構えたか」「何を考えながらシャッターを切ったか」を一枚の写真から学べることが嬉しいです。
テーマになる一枚の写真を注釈する形がわかりやすくて好感が持てます。
「なるほど、何気なく撮ったように見える構図もこういう狙いだったのか!」とか発見がいっぱいです。
残念ながら初めて一眼を持った人がこれ一冊で事足りるかというと到底無理なのですが、それこそ操作の技術面を中心に体系的に書かれたカメラ本は他にもたくさんあります。
あわせて読むのが良いでしょうね。
僕のような、カメラの使い方はようやく覚えたけど、なかなか思ったような写真が撮れないという人の足がかりになりそうな気がします。
熟読します。
- 執筆者: a-ki
- 最終更新日: 2019/02/02
コメント
a-kiさん、ゆるかわ本のお買い上げ&ご紹介、
本当にありがとうございます!!
こんなにも丁寧に、そして的確にご講評くださったこと、心から感謝しております。
どうしても自分では客観的に見られないので、
a-kiさんの講評を拝読し、改めて気づかされた点がたくさんありました。
これらの点を生かし、今後も精進していきたいとおもいます!
というわけで、このたびは本当にありがとうございました!よろしければ、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げますm(__)m
きょんさん、コメントありがとうございます。
こちらこそよろしくお願いします。
予想以上の内容でした。
第2弾はぜひケーススタディに絞った内容のものをと期待しています。
はじめての「ゆるかわ写真」レッスン 告知ありがとう〜!!
2010年1月23日(土)に、ワタシの著書 はじめての「…