第三のビール 2009秋の飲み比べ

秋風が吹き、そろそろビールの季節も終わりなんだけど、なかなか休肝日が取れません(；´Д｀)

それはともかく、せめて酒代を節約しようと最近は新ジャンル（いわゆる第三のビール）を色々試している。

この秋も各社趣向を凝らした新製品が発売されているが、その中でも評判がいいのがアサヒ「麦搾り」とキリン「ホップの真実」

この２本は「ビールをモチーフにした」という意味で対照的な特長を持っている。

ビールの主たる原料は「麦芽」と「ホップ」
麦搾りは麦を従来の1.5倍使い、ホップの真実はホップを2倍使うことでビールへアプローチしている。

早速2本飲み比べてみた。

まずは「麦搾り」

グビッ！

うん、しっかりとした麦由来の苦味と辛味がある。
辛味は高めに設定されたアルコール度数によるものだろうか。

さすがにコクはビールに比べて物足りないものがある。
でもどうだろう。フェイクビール独特の変な癖が無いので、例えばサッポロ黒ラベルが好きな人は気に入る確率が高いかも。

続いて「ホップの真実」

ビールのフルーティーな香りはホップに由来する。
発泡酒やビールテイスト飲料のフルーティーさは一歩間違うと鼻に付くいやみな匂いになっちゃうんだけど、この「ホップの真実」に関しては、純粋にホップのさわやかさを表現していると思う。

タイプで言うとグリーン・エビスや僕もお気に入りのエーデルピルスが好きな人にはおすすめかも。

総じてコクという点では物足りなさも感じるけれど発泡酒や第三のビールの癖のある後味に不満を感じている人は試す価値があると思う。

苦味をとるか香りをとるかはお好みしだいっていうとこかな。