京都も梅雨入りして蒸し暑い日が続いています。
こんな日は夕涼みをしながら美味しいものを食べて・・・と、
今年も行ってきました鴨川納涼床!
「京都先斗町の納涼床でコース料理」なんていうと
「いったいいくら取られるの(;・∀・)?」
と心のハードル上りまくりですが実は最近リーズナブルで入りやすい店がずいぶん増えているのです。
The 風南 先斗町は、そんなカジュアルな納涼床の代表的なお店。安くて美味しい、おすすめの店です。
お座敷風の従来の納涼床と違い、椅子とテーブルのテラス風。
純粋に古都の雰囲気を味わうにはちょっと砕けた感じですが、ぐっとくつろげて夕涼みにはぴったりです。
床席の料理は4種類のコースのみ。モダンチャイニーズと言えばいいのかな、あっさりした京風中華です。
一番安いコースはなんと
税込サンキュッキュー(3990円)
他に5040円・7140円・10500円とありますが、もちろん一番安いコースを頼みましたとも!(笑)
前菜は「マグロとアボガドのカルパッチョ」。添えてある鴨ロースも柔らかくて美味しかった。
鴨って実は京都の隠れた名物なんですよね。
2品目のカニの爪の揚げ物も身がぎっしりでした。添えてあるのはニンニクの芽。香りが強いですが甘くて美味しいです。
ロールキャベツは中華らしく上湯スープ仕立て。かなりあっさり目の味付けでした。
次の「賀茂茄子の麻婆あんかけ」との味のコントラストがなかなかよろしい。
5品目はメインディッシュの「若鶏とカシューナッツの甘辛炒め」
一品あたりの量は少なめですが、意外とお腹にたまるものばかり。すでにこの辺で満足感があふれ始めています。
〆のスープとご飯もの。
「冬瓜と水餃子のスープ」はこれも上湯仕立て。メインディッシュの後なのでちょっと味付けが薄く感じました。
「蓮の葉つつみご飯」もいわゆる中華粽(ちまき)と比べるとかなりあっさり目。
京風というとそうなのかもしれませんが、汗をかく季節なのでもう少し味付けがしっかり目でも良かったかな。
平日で空いていたのですが、気が付けば外人のお客さんに囲まれていました(;・∀・)
みんな一番高い1万円コースを注文していたようで。。。
な、なんか負けた気分です(T_T) ウルウル
デザートのマンゴーシャーベットも甘すぎず濃厚な味で美味しかった。
ビールを2~3杯飲んで、一人5千円前後。
ちょっと小洒落た居酒屋程度の価格でこれだけの料理なら大満足ですね。
今度も、また利用するつもりです。
ごちそうさま。美味しかった!
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参考リンク:The 風南 先斗町(ぐるなび)
納涼床はどの店も席数が少なく、特にこれから祇園祭に向けて予約必須です。
- 執筆者: a-ki
- 最終更新日: 2019/02/02