禁煙セラピーのセオリーを応用した禁酒のためのメソッド。
お酒に対する考え方が変わります。
お酒とタバコやめるとしたらどっちが難しいでしょう。
僕はお酒だと思います。
習慣や依存からの脱却には環境の後押しがすごく必要です。
日本はお酒に寛容とよく言われますが、実際本気でお酒が体に悪いと思っている人は少数派でしょう。
お酒を飲めない人でさえ、適量なら体に良いと考えている。
そんな中で、禁酒するなんて至難の業ですよ。
さて、この禁酒セラピー。
禁煙セラピーを読んだ方なら想像がつくと思いますが・・・
お酒、完全否定です。
「百薬の長神話」もコッパミジン(;・∀・)
とくに面白いのは、医学的に依存症と診断される人も楽しく健康的にお酒を飲む人も同じだという立場をとっていること。
多少強引な気がしないでもないですが、論旨がしっかりしているので読んでるうちに納得してしまいます。
読むだけで本当にやめられるかどうかは僕には分かりません。
少なくとも僕はやめていません。
ただ、それは最初から僕がやめる気が無かったからで、本当にやめたいと思っている人が読めば、それなりに効果がありそうです。
禁煙もそうですが、本当につらいのは肉体的依存からの離脱より精神的依存からの脱却。
アレン・カーのセオリーは精神的依存を解く優れたメソッドだと思います。
本当に断酒しなければいけない深刻な人だけでなく、休肝日がなかなか守れないという程度の人も読む価値あるかも。
ただし、お酒がおいしくなくなっても責任は取れませんが(笑)。
- 執筆者: a-ki
- 最終更新日: 2020/01/05