禁煙開始からすでに288日目。タバコの事なんてすっかり忘れていたはずなのに、ここ2、3日胸のムズムズが続いています。
ニコチン切れの禁断症状なんてとっくの昔に終わっているはずだし、ちょっとストレスの溜まることが続いていたので、単に喫煙していた時の記憶がフラッシュバックしているだけだと思います。
「タバコ吸いたいよ~」というほどのつらさではないにせよ、もう禁煙1年が見えてきたのにまだこんな気持ちになるのかとちょっと驚き。
そういえば禁煙を一年続けて、もう大丈夫と酒の席で1本吸ったのが原因でまたヘビースモーカーに戻ったという人も少なく無いわけで油断なりません。
こんなエッセイを見つけました。
「もうタバコをやめて10年になりますし、このままずっと吸う気はないけれども、もし自分が癌などになって、もうあと少ししか生きる時間がないとなったら、そのときは思いっきりタバコを吸ってみようと思うのです」
タバコをやめて10年にもなり、タバコで真っ黒になった肺も仕事柄よく目にされ、普段は社会的な禁煙活動に関心のある医師が、それでも死の間際まで来たら、思いっきりタバコを吸いたいという。
ああ、僕もそうです。
実際に吸うかどうかは別にして、心のどこかで同じような事を考えています。
本当の意味での非喫煙者にはまだまだなれないみたいですね。いやこの先も一生こうやってタバコと向き合う人生を過ごすのかもしれません。
- 執筆者: a-ki
- 最終更新日: 2019/02/02