かの哲学者西田幾太郎は疎水沿いに設けられたこの散歩道を歩きながら思索をめぐらせたという。
もともとは学問の街京都にふさわしい静かなところなのだが、春は桜、秋には紅葉とすっかり観光地化してしまった。
うっかり物思いにふけりながら歩いていると人にぶつかって疎水に落っこちそうになる。
ちなみに写真は永観堂のまん前にある「山源」というお蕎麦屋さんで食べた「哲学そば」
どう見ても普通の山菜そばにしか見えないのだが・・・
この蕎麦のどこがどう哲学なんだろう?
そんな風に悩むことが哲学なんだろうか(笑)
哲学の道には、桜だけでなく四季折々の豊かな自然が残っていて、夏にはゲンジボタルも見られるとか。
菜の花も綺麗に咲いていた。もう春満開のコラボレートです♪
これは「小手毬」という花らしい。
なるほどこんもりと丸くなった姿は手毬のようだ。
(*後で調べたらコデマリではなくユキヤナギのような気がする。)
最も綺麗だったのはこのあたり、色とりどりの桜が密集していている。
立ち止まってカメラを向ける人も多くて、人も密集している(笑)
ところどころで、こんな風に絵を描いている人にも出くわす。
デジカメでパチパチ撮りまくるのも良いけど、こんな風にじっくりと桜に向き合うのもいいよね。
「あぶらとり紙」
で女性に人気の「よーじや」はここにもある。
京都の観光地どこへいってもありそうだが、この店舗は綺麗な庭園の中にあるのが特長。
となりには「よーじやカフェ」も併設されていて、庭を見ながらお茶できる。
ふと聞こえてきたオバちゃん二人の会話
「あぶり餅だって」
「ほんとだ。食べよっか?」
・・・
「あぶらとり紙 ≠ あぶり餅」
確かに似てないこともないが・・・
カフェに吸い込まれていった二人はあぶり餅にありつけただろうかw
+++
ゆっくり写真を撮りながら歩いて40分
銀閣寺の参道へ到着。
案内板を見ながら「やっぱりこっちが始点やね」とあらためて確認。
どうりで向かってくる人が多くて歩きにくいわけだ(汗)
- 執筆者: a-ki
- 最終更新日: 2019/02/02
コメント
日本に生れてよかったなあと思える風景ですよね。
ああ、桜の時期に京都に行ってみたい。
あぶり餅もどこかで一度食べてみたいです。
(よーじやカフェのカプチーノも w)
紅葉の京都もいいですよ♪
春は花粉が多くて花見どころでないかも。。。
本当はもう一週早く行きたかったのですが、あまりの鼻水にあきらめました^^;
哲学の道~2008京都の紅葉
う†寒いッす。 今年は暖冬傾向で京都の紅葉は遅めだと思っていましたが、今週か…