南禅寺を抜けて永観堂へと向かう道にもそこかしこに桜が咲いています。
道があまり広くなく、観光の人でごった返しているので、うっかり見とれていると前の人とぶつかりそうになったり(汗)
期待に胸を膨らましながら永観堂に到着。
・・・って
あれ?
桜がない。
・・・
下調べ不足でした。
実は永観堂は「もみじの永観堂」と言われるほどの紅葉の名所で、桜は
「別に・・・」(沢尻エリカ風・・ちょっと古いorz)
なんです。
しかし、さすがは「もみじの永観堂」
春なのに・・・
なんと赤く色づいたもみじが!!
いやびっくりしました。
一年中赤い種類なんでしょうかね。
季節感無視しまくりの空気読めないもみじですw
桜はほとんどありませんでしたが、この永観堂、見どころいっぱいです。
水の滴る音が琴の音のように聞こえる「水琴窟(すいきんくつ)」や、まるで竜の背中のようにくねった「臥龍廊(がりゅうろう)」という長い廊下
中でもご本尊の「みかえり阿弥陀」は左に首をかしげ、まるで振り返っているような不思議な姿勢をした仏様です。
「遅れてくるものを見捨てずに待つ慈悲の心」
を表しているのかな。
なんか勝ち組、負け組とぎすぎすしてしまった今の日本を憐れんでいるようなそんな風に見えました。
※堂内撮影禁止のため写真を撮れなかったのが残念です。
参考URL : http://www.eikando.or.jp/
- 執筆者: a-ki
- 最終更新日: 2020/01/07
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