僕は本業でアパレルに関連する仕事をしている。
アパレルと季節の考え方は切っても切れない。
僕の季節に対する考え方をちょっとまとめてみたい。
四季というのは「春夏秋冬」の4シーズンだが、アパレルの世界では6シーズンで考える。
「春、夏、盛夏、秋、冬、梅春」
これは、ファッションを主とする世界の話であって、もっと実用的には、
「春、初夏、盛夏、秋、冬、防寒」
というのが正しいように思う。
まあ、季節をどう分けるかというのは大した問題ではなく、それぞれの季節がいつからいつまでなのというところが重要だったりする。
「もっとも寒いときが冬の終いで春の始まり」
「もっとも暑いときが夏の終いで秋の始まり」
昔の暦は良くできたもので、立春は2月4日頃、立秋は、8月7日頃となっている。
もっとも寒い時に「春が立ち」もっとも暑い時に「秋が立つ」ということだ。
では夏と冬の始まりはいつなのか?
これが彼岸なのだ。
「暑さ寒さも彼岸まで」
春分・秋分を中日とし、前後各3日を合わせた7日間を彼岸という。
今年の彼岸の入りは3月17日。
春のビジネスはもう終わった。
初夏に向かって動き始めるタイミングなんだな。
ああ、忙しい。
- 執筆者: a-ki
- 最終更新日: 2008/03/17