菅野美穂が主演したTVドラマ「働きマン」が記憶に新しいけれど、僕はドラマより原作のマンガの方が面白かった。というわけで表紙のイラストに引かれてなんとなく買っちゃったけど、ときどき入る挿絵が妙に違和感のある一冊。
本当の働きマンとして紹介されているのは次の5名
岡村隆史 (ナインティナイン)
赤江珠緒 (フリーアナウンサー)
上野奈央 (伊勢丹バイヤー)
奥田政行 (カリスマシェフ)
中山あやこ(三井物産保育事業担当)
岡村隆史と赤江珠緒以外は全然知らない人でした。ゴメンナサイ。
趣旨から考えると、TV画面から頑張ってるのが十分に伝わってくる前の二人より、有名とは言えない後半3人の話の方が遥かに面白かったです。特にどん底から這い上がって、生まれ育った地元「庄内」に夢と勇気を与え続けている奥田さんの話はちょっとウルウルきてしまいました。
「働きマン」というと僕らの世代は男性サラリーマンをイメージしてしまうのですが、取り上げられているのは男性2:女性3。しかも、男性2人が職人ぽいというか個人事業のオーナーぽいのに対して、女性はいかにも大企業のサラリーマンというのが印象的。
たった5人のサンプルでどうこういうつもりもないですが、「与えられた仕事をバリバリこなす女性」と「自分の夢に向かってたゆまぬ努力をする男性」という図式が見えてきて、世の中変わったよなというのがオッサンの印象です。
どちらにしても仕事に情熱をもって頑張ってる人の話を読むと勇気がわいてきます。
最近、以前のような仕事に対する感情が失せてきているのを感じながら見て見ぬフリをしていたのですが、もう一度目標をもって頑張ってみようかと。お金や贅沢のためではなく、自分自身の達成感や充実感を得るために。
どうせ1日のの3分の1は働いてるんだったらなあなあで過ごすのはもったいないな。
- 執筆者: a-ki
- 最終更新日: 2019/02/02