ホームページを持つ価値というのは実は単純なことで、価値のあるサイトを作るのにそれほど難しい知識や技術は必要ないのかなという気がしてきました。
明日会う友人の友人のAさん(女性)は自宅の一部を使って料理教室をされています。
その料理教室の宣伝のために数年前にホームページを開設されました。
たまたま僕のサイトが「Yahoo!インターネットガイドに載ったよ」と友人に話したのがAさんに伝わって、話を聞きたいということになりました。
友人にURLを聞いて、Aさんのサイトを見たのですが・・・。
1998年あたりまでタイムスリップしたような錯覚を覚えるつくりなんですね。
プロバイダの無料スペースを使っていて、すべてフレームで構成。
テーブルタグを装飾に(レイアウト目的でもなく)使ってたり、背景は1ページずつばらばら。
文字は小さいし、コントラストは低い。
念のためソースを見たら、やっぱりホームページビルダー(しかもVer.7)
僕らの感覚では突っ込みたくなるポイント満載なんですけど、決定的に僕のサイトより優れている点があるんです。それは、
料理教室に問い合わせがくる。
ということです。
料理教室といっても1日3~5人しか教えられない小規模なものです。
そのサイトを通じて、月に数人集まれば立派に目的は果たしていると思います。
しかも1回来てもらえればリピーターになる確率も高いので月に一人でも二人でも成功なわけです。
ちなみに「○○市 料理教室」で検索するとY!で一位、Gで2位でした。立派なものです。
もし明日アドバイスを求められても何も答えることはできないかもしれません。
技術的な話はできるかもしれませんが、きちんと自分の身の丈にあったビジネスをしている人にはかなわない気がします。
- 執筆者: a-ki
- 最終更新日: 2008/03/18
コメント
これ、すっごく分かります!!!
私も人様のサイトを作らせていただくことが多くなってきたんですが、根本的に何もできないんですよねぇ..。
そりゃユーザビリティーを向上させるとか、メリハリをつけて見やすくしてあげるとか、多少のことはできるんですが、中身がしっかりしているサイトは「ホントにリニューアルする必要があるの?」と思ってしまったり。
>うかさん
やっぱり中身、というか需要にマッチしてるかどうかなんでしょうね。
張子の虎ではイカンということですw
面白い話が聞けたらまた報告します。
友人の友人に会ってきました。
先日書いた友人の友人Aさんとお会いしました。 技術的な知識はともかく、学ぼうとす…